エヌ・ティ・ティ・ソルマーレが運営する、総合電子書籍ストア「コミックシーモア」は、11月21日の「ボジョレーヌーボー解禁日」にちなんで、「読むとお酒を飲みたくなるマンガランキング」を発表した。同調査は、コミックシーモア会員5,151人を対象に10月4日〜10月7日の期間、サイト内で行われた。
コミックシーモアでは「ボジョレーヌーボー解禁日」にあやかり、『読むとお酒を飲みたくなるマンガ』に関する調査を実施。また、作中に出てくるおつまみに関するアンケートも行った。
調査の結果、1,532票を獲得し第1位に輝いたのは「ワカコ酒」(コアミックス)。続いて、電子コミック大賞2020大賞作品にも選ばれた「酒と恋には酔って然るべき【電子単行本】」(秋田書店)が1,405票を獲得し第2位に。第3位には「神の雫」(講談社)がランクインした。
「読むだけで知らなかったお酒の銘柄や、料理の組み合わせが気になってくる」といったコメントの他、「お酒を飲まない私でも楽しく読めたマンガだから」など、お酒を飲む人も飲まない人も楽しめる作品が数多くランクインしていることが明らかになった。
ドラマ、アニメでも人気を博した「ワカコ酒」が堂々の1位に輝いた。酒飲みの舌を持って生まれたOL・村崎ワカコが様々な場所をさすらい、黙々と「女ひとり酒」を堪能する話題のマンガだ。
選ばれた理由としては、「読むだけで知らなかったお酒の銘柄や、料理の組み合わせが気になってくる」「味の違いを自分も試してみたくなる。お酒と共に食べる食事が美味しそう」「ドラマから知ったが、いつも美味しそうな料理とそれに合ういろいろなお酒を飲んでいるから」など、特に食事とお酒の組み合わせに魅了され、自分もその味の違いを試してみたくなるといった意見が多く見られた。
「ワカコ酒」(コアコミックス)より人気のおつまみとして、「ギョウザ」や「アスパラの一本揚げ」「アサリの酒蒸し」といった、お酒に合う王道のおつまみが挙げられた。
第2位には電子コミック大賞2020大賞作品にも輝いた「酒と恋には酔って然るべき【電子単行本】」がランクイン。日本酒大好きOLが5歳年下の会社のクールな後輩に振り回される、恋と日本酒の物語だ。
選ばれた理由としては、「お酒を飲まない私でも楽しく読めたマンガだから」「本当に美味しそうに飲むし日本酒が進む」「各地の銘酒が紹介されていて勉強になる!日本酒に適した温度や飲み方なども知れた」など、お酒を飲むシーンが魅力的、各地のお酒や正しい飲み方を知ることができて勉強になる、という声が多く寄せられた。また、恋愛模様がリアルに描かれており、大人ならではの選択の難しさや駆け引きが織り交ぜられているため、目が離せない。
「酒と恋には酔って然るべき【電子単行本】」(秋田書店)より人気のおつまみとして、「いちご。フルーツが合うと思っていなかったから」「お刺身盛り合わせ。秋刀魚のお刺身が食べたくなりました」「獺祭入りのチョコレート。バレンタイン仕様が食べてみたい」など一風変わったおつまみが挙げられた。
第3位にはドラマでも人気を博した「神の雫」がランクイン。主人公が父の死をきっかけにワインの魅力に目覚め、父が遺言として残した13本のワインの謎に迫るグルメマンガで、フランス版ドラマ「神の雫」が国際エミー賞にノミネートされるなど今大注目の作品だ。
選ばれた理由としては、「いろんな種類のワインが出てきて試したくなる」「絵がきれい!ワインについても詳しくなれる」「ワインの味の表現が、凡人では想像もつかない例えや言葉で描かれる」など、ワインの多様な種類や特徴が魅力的に描かれており、読むことでワインの知識が深まるといった意見が多く見受けられた。
「神の雫」(講談社)より人気のおつまみとして、「鯛の刺身に塩ウニをのせる」「ミモレットチーズや白カビつきのサラミ」など香りや風味の違いに合わせて楽しめるおつまみが多数ランクインした。
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