【クリぼっち】恋愛経験がないZ世代6割は「そもそも誰かと二人きりで過ごしたいと思わない」

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2024年11月21日 11:21  マイナビニュース

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第一スマート少額短期保険は11月20日、「Z世代の恋愛トリガーと損切ラインの実態調査」の結果を発表した。調査は2024年10月11日〜10月23日、Z世代(18〜27歳)の働く男女1,600名を対象にインターネットで行われた。

○Z世代の恋愛事情とマッチングアプリ利用



クリスマスシーズンに向けた恋愛意向について、Z世代(18〜27歳・1,600名)に「パートナー・恋人(以下「恋人」記載)の有無」を尋ねたところ、現在恋人がいる人は36.4%で、平均交際期間は約2年(24.2ヶ月)。直近の恋人ができるまでに出会った平均総人数は8.5人と判明した。



次いで、「マッチングアプリ」における出会いの実態について伺ったところ利用率は45.4%、同時に利用していたアプリ数は平均2.1個、最後に利用していたマッチングアプリを介して実際に出会った平均人数は6.7人となり、Z世代が出会いの機会を作る場合、マッチングアプリが十分に活用されていることが確認できた。


一方で、Z世代のうち22.9%が恋愛経験なし(片思いを含め、これまで人を好きになった経験)であることも明らかとなった。恋愛経験のない人が、恋をしていない理由としては、「自分に自信が無い(26.2%)」「恋愛に対して恐怖心がある(25.4%)」「恋愛に興味がない(25.1%)」の意見が上位にあがった。

○クリぼっち回避のため"デート保険"を掛けてリスクヘッジ対策も



「今年のクリスマスを二人きりで過ごしたい人」は「恋人(50.1%)」がトップとなり、「恋愛対象外の友人(10.1%)」や「家族(10.8%)」「推し(7.8%)」にも一定数の支持が集まった。



一方で、恋愛経験がない人(n=366)のうち63.4%はそもそも「誰かと二人きりで過ごしたいと思わない」と回答した。



クリスマスに誰かと二人きりで過ごしたいと回答した人(n=1003)へ、その理由を尋ねたところ、「クリスマスシーズンを恋人や意中の人と過ごしたい」が約7割(70.0%)で首位。次いで「食事やイベントを楽しみたい(23.9%)」、「一人でいるのは寂しい(23.4%)」と続いた。



さらに同結果を男女別で比較すると、男性は女性の3倍以上「SNSで友人にアピールしたい(男性10.7% / 女性3.0%)」意向があり、女性は男性の2倍以上「食事やイベントを楽しみたい(男性15.1% / 女性32.5%)」意向があることが分かった。



なお、「当日、予定が無くなった際の対策」では、「保険として別の予定も組む(男性18.1% / 女性10.3%)」、「当日すぐ連絡がつく相手を用意(男性16.7% / 女性8.3%)」、「予定が無い事をSNSでアピール(男性16.9% / 女性7.9%)」が上位となり、いずれも男性の方が何かしらの対策を講じている傾向にあることが分かった。


○クリスマスに向けた恋人探しは11月が本番?



現在恋人がいない人(n=354)を対象に、「クリスマスに向けた恋人探しの動き出し時期」を尋ねたところ、「11月(30.6%)」が最も高く、男女別でみると男性は「11月(男性32.5% / 女性27.5%)」、に対して女性は「10月(男性30.4% / 女性36.3%)」に最も票が集まり、比較的女性の動き出しが早い傾向となった。


また、「クリスマスを過ごす恋人探しの方法」では、「マッチングアプリに登録(男性34.5% / 女性32.5%)」「身近な友人に紹介してもらう(男性27.8% / 女性30.0%)」「出会いを求め気になる知り合いに連絡(男性24.7% / 女性19.4%)」が男女ともに上位となった。

○クリスマスプレゼントとして見限られないラインは1万円以上

さらに、全体を対象に相手に求めるクリスマスプレゼントについて「この金額を下回ってしまうと相手を見限るライン」を尋ねたところ、平均「10,361円」との回答が集まった。恋人や意中の人へクリスマスプレゼントを選ぶ際に、予算がおおよそ1万円を下回ってしまうと相手が幻滅する可能性があることが分かった一方で、29.2%が「金額はこだわらない」と回答もあり、Z世代の約3人に1人はプレゼント金額を重視していないことが確認できた。


○Z世代が恋したくなるトリガーと恋人づくりまでのプロセス



「恋愛をしたいと感じるとき」を質問したところ、全体では「身近な友人に恋人ができたとき(26.9%)」「身近な友人が結婚したとき(21.6%)」が上位にあがった。



一方、男女別では、男性は「休日を一人で過ごしているとき(男性19.6% / 女性15.1%)」、女性は「ドラマ・映画・漫画等の恋愛コンテンツを見たとき(男性12.4% / 女性21.1%)」「将来に不安を感じたとき(男性13.0% / 女性20.3%)」も高い傾向となった。


次いで、「恋人作りの際に起こした最初の行動」を尋ねたところ、男性は「身近な友人に紹介してもらう(男性36.6% / 女性32.2%)」、女性は「マッチングアプリに登録(男性26.2% / 女性35.6%)」が最多に。また、過去の経験を踏まえ「最も恋人が作りやすい方法」は、男女ともに「身近な友人に紹介してもらう(男性43.2% / 女性43.3%)」「マッチングアプリに登録(男性26.4% / 女性36.3%)」が上位となった。

○男性は「身長」「年収」、女性は「ルックス」に引け目を感じやすい?



また、「恋愛を始める際に、引け目を感じたこと」を尋ねたところ、全体では「ルックス(40.4%)」「恋愛経験の乏しさ(26.6%)」が上位となった。男女別に比較すると、男性は「年収(男性22.9% / 女性17.0%)」「身長(男性19.3% / 女性14.9%)」、女性は「ルックス(男性37.9% / 女性43.0%)」が全体平均と比べた際に数値が高くなり、特に引け目を感じやすい傾向にあることが分かった。

○恋人候補として検討する際の"恋の損切りライン"



「初対面で恋人候補として見れなくなるNGポイント」を尋ねたところ、全体では「清潔感がない(45.6%)」「礼儀がない(41.9%)」「会話が弾まない(39.1%)」が上位となった。男女別では、男性は「礼儀がない(男性31.6% / 女性52.1%)」、女性は「清潔感がない(男性31.0% / 女性60.1%)」に票が集まった。



次いで、「第一印象クリア後、恋人候補から外れるNGポイント」を尋ねたところ、「第三者への態度の悪さ(男性34.4% / 女性49.8%)」「金銭感覚の差(男性32.4% / 女性32.3%) 」「食事に関するマナーやモラル意識の差(男性22.5% / 女性40.0%)」が上位となった。また、第一印象および以降のコミュニケーションの両場面で、女性の方が審査が厳しい傾向を垣間見ることができた。



また、「恋人候補に対して、リスクを感じる過去の交際経験人数(n=870)」を尋ねたところ、平均は「7.2人」と判明した。一方で、最も票を集めたのは「交際経験0人(20.3%)」と、これまでの交際経験の数より、交際経験の有無を重視する傾向が確認できた。

○恋人候補に求める年収は?



恋人候補として新たな人と出会う場合の条件面で「相手に求める最低限年収ライン」を尋ねたところ、男性が相手に求める平均額は「395.4万円」、女性が相手に求める平均額は「470.0万円」となった。


一方で、「一度相手に好意をもった場合でも恋人候補から外れる年収ライン」では、男性が相手に求める平均額は「234.3万円」、女性が相手に求める平均額は「272.0万円」となり、出会う前と好意を抱いた後では、男性「161.1万円」、女性「198.0万円」の差が生じることが明らかになった。



さらに、「恋人候補と実際に付き合うまでに費やすことができる上限」を尋ねたところ、各平均値は"費やせる時間"男性「32.3時間」、女性「44.4時間」、"費やせる金額"男性「約3万円」、女性「約1.5万円」、"デート回数"男性「3.5回」、女性「3.3回」となり、男女別におけるそれぞれの損切ラインが判明した。(Yumi's life)

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