アクロニス・ジャパンは11月21日に、同社のサイバープロテクションが医療情報を取り扱う事業者に求められるガイドラインに準拠したことを発表した。あわせて、ホワイトペーパーを公開している。
その他の画像はこちらアクロニスのサイバープロテクションが
医療情報を取り扱えるように
●「Acronis Cyber Protect Cloud」などが対応
今回、アクロニス・ジャパンのサイバープロテクションが準拠したガイドラインは、厚生労働省による「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」と経済産業省・総務省が定める要件を整理・統合した「医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン」の2つで、合わせて「3省2ガイドライン」と呼ばれる。
今回の準拠によって、パートナーは医療機関に対して、確実に信頼できる状況でアクロニスを活用したソリューションの提供が可能になった。
あわせて公開されたホワイトペーパーは、アクロニス・ジャパンが直接またはパートナー企業を通じて実施した、より安全に医療機関でアクロニス製品を活用するための調査結果をまとめたもので、アクロニス製品を使用して3省2ガイドラインに準拠して、医療情報を保護する方法について説明している。また、3省2ガイドラインの要件に対する準拠情報をまとめた、リファレンスも用意する。
今回、ガイドラインに準拠したことが発表されたアクロニス製品の1つである「Acronis Cyber Protect Cloud」は、エンドポイント、システム、データを保護するためのサイバーセキュリティ、データ保護、管理をネイティブに統合した、サービスプロバイダー向けクラウドベースのサイバープロテクションサービスプラットフォーム。
医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者は、セキュリティ、バックアップ、管理といったサイバープロテクションの標準機能を、あらゆるデバイスで使えるようにする、包括的なサイバープロテクションサービスのポートフォリオを提供できる。
特に、バックアップソリューションでは、アクロニスの信頼性の高い安全なリモートデータセンターに保存して、特定のファイル、フォルダ、アプリケーションまたはシステム全体を迅速に復元可能となっている。