あるハードオフで販売されていた、形の特殊なファミコンカセットがX(Twitter)で注目を集め、記事執筆時点で約140万回表示されています。JRAのロゴがついてるから、競馬ゲーム……?
●珍品の正体は?
投稿主のはやぽん(@Hayaponlog)さんが見つけたのは、「ファミコン用通信アダプター」の名で売られていた3300円のジャンク品。サイズ感はB6の辞書ほどで、値札には「説明書、専用コントローラー付属」の記載もあります。
その正体は、JRAの電話投票システム端末。これを取り付ければ、電話回線経由でファミコンから馬券を購入できたのです。
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ちなみにこの端末やソフトには、スーパーファミコン版やドリームキャスト版も存在します。いずれも生産が終了されて久しいゲーム機ですが、JRAのシステム自体は2015年7月のサービス終了まで稼働していました。
●「9年前までばあちゃんが使ってた」など思い出話が続々
この珍品は「こんなものまで出回るのか」と驚きの声を呼びましたが、10年ほど前までファミコンがゲーム以外に活用できていた事実にも驚かされるところ。はやぽんさんの投稿には、「ばあちゃんがサービス終了まで使ってた」「昔おじいさんが『競馬をやる』と言いながらファミコンに向かっていた理由をあとで知った」といった思い出話が寄せられています。
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