慶應義塾体育会野球部・清原正吾 写真提供/慶應義塾体育会野球部 慶應義塾体育会野球部は25日、ORICON NEWSの取材に応じ、先日同部公式サイトの「令和6(2024)年度卒業生 進路先」で「非公表」と発表された清原和博氏の長男・正吾の進路についてコメントした。
【写真】背番号「3」で駆け抜ける背中に父・和博氏の面影…慶大・清原正吾、ガッツポーズしながら1塁へ 正吾は、今春の東京六大学春季リーグ戦で主力として活躍し、チームトップタイの.269(規定打席到達=14位タイ)、チームトップの7打点と勝負強さを見せ、一塁手として初のベストナインを獲得。今秋のリーグ戦では、勝負強いバッティングをみせ、打率.264(規定打席到達=19位)、3本塁打、5打点を記録した。
9月12日に、公益財団法人全日本大学野球連盟へ「プロ野球志望届」を提出したことが報じられたが、10月24日に行われた『2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』(ドラフト会議)で12球団から指名はなかった。その後、独立リーグなど複数の球団から公開オファーを受け、その進路が注目されてていた。
同部は、この独立リーグなど複数の球団からのオファーを「事実」とし、この日までに「監督から断りの連絡を入れた」と伝えた。また、メディアが報じた野球を続けるのかどうかについて、正吾自身の言葉で「プロ志望届を提出してから今日まで真剣に悩み、向き合った結果、今後は野球の道ではなく、新たに目標を持ち、社会に出る準備をすることにしました」と回答した。
正吾は、「大学から再び始めた野球人生でしたが、どれもが自分を成長させてくれる貴重な経験ばかりでした」「監督、チームメイト、家族、そして応援し、支えて下さった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです」と今の正直な心境を伝え、「本当にありがとうございました」と結んだ。
■清原正吾コメント全文
プロ志望届を提出してから今日まで真剣に悩み、向き合った結果、今後は野球の道ではなく、新たに目標を持ち、社会に出る準備をすることにしました。
大学から再び始めた野球人生でしたが、どれもが自分を成長させてくれる貴重な経験ばかりでした。
監督、チームメイト、家族、そして応援し、支えて下さった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
2024年11月24日
慶應義塾大学野球部 清原正吾