好きな人ができないのはなぜ？理由から解決策まで解説します！

「恋愛がしたい」「恋人が欲しい」と思っているのにもかかわらず、「好きな人ができない」と悩んでいる人も少なくないようです。なぜ好きな人ができないのでしょうか。好きな人ができない人に多い特徴や心理的な理由、好きな人をつくりたいときにおすすめの行動を、恋愛アドバイザーの田中絵音さんに伺いました。

【DATA】「好きな人ができない」と悩んだことはある？

※データ出典：マクロミル

20〜30代の男女206人に「好きな人ができないと悩んだことはありますか？」と聞いたアンケートによると、「悩んだことがある」と回答した人の割合は33.5％でした。

男女別では、男性は34.0％、女性は33.0％の人が「好きな人ができない」と悩んだことがあるという結果に。男女で大きな差はないということがわかりました。

「好きな人ができない人」の特徴

好きな人ができない人にはどんな特徴があるのでしょう。

好きな人がいない期間が長い

好きな人がいない期間が長くなり恋愛することがご無沙汰気味になっている人は、好きな人ができる感覚がわからなくなっている可能性があります。恋愛の感度が鈍くなっており、恋のスイッチの入れ方がわからなくなっているのです。

仕事が忙しい

好きな人ができると、相手のことを考えたり、一緒に過ごす時間が必要になったりするものです。仕事が忙しい人は、誰かと会う時間や恋活にかける時間がないので、おのずと好きな人はできづらくなるでしょう。

仕事が楽しい人も好きな人ができづらい傾向にあります。そもそも仕事と恋愛のスイッチは異なります。仕事が楽しくて仕事モードが全開であるときに、恋愛も一緒にモチベーションを上げることは難しいかもしれません。

恋愛以外に夢中なことがある

好きなアーティストがいたり、はまっている趣味があったりすると、好きな人ができる暇がありません。恋愛よりも夢中なことがあると、それに自分の時間を費やしたいと思うでしょう。

夢中なことがあると心は満たされるものです。わざわざ「好きな人をつくろう」「好きな人が欲しい」という気持ちにならない可能性も考えられます。

出会いがない

好きな人をつくりたくても、そもそも出会いがなければ好きな人はできないでしょう。職場に同性や既婚者しかいなかったり、日々の生活が職場と自宅との往復であったりすると、出会いもなかなかありません。

理想が高い

相手に求める条件が多い場合、その条件すべてに当てはまる人を探すのは難しいものです。

仕事仲間や大学の同級生などの周囲に魅力的な異性が多いと、知らず知らずのうちに目が肥えていきます。たとえ出会いがあったとしても、無意識に自分の周囲の人と比べてしまい、恋愛に進展することが難しいという場合もあります。

好きな人ができない心理的な理由や原因

好きな人ができないのにはどんな理由・原因があるのでしょう。心理的な理由として考えられることを挙げてみました。

自分に自信がない

自分に自信がない人は、好きな人ができにくい傾向にあります。自分を卑下していたり、自虐することに慣れてしまったりしているので、たとえ気になる人ができたとしても「こんな私を好きになってくれるはずがない」と思ってしまうのです。

過去の良い思い出を引きずっている

過去の恋愛を引きずっている人も、なかなか好きな人はできないでしょう。

「前に好きだった人ほど素敵な人はいない」「元恋人と付き合っていたときは幸せだった」などと、過去の思い出が良ければ良いほど、それを越える人は現れない可能性が高くなります。

恋愛に興味がない

もともと恋愛に興味がない人は、好きな人ができることに楽しさや幸福感を求める傾向がありません。恋愛することに魅力を感じていないので、好きな人をつくることもおっくうに感じてしまうでしょう。

恋愛を理想化しすぎている

「恋愛はドラマの世界のようなロマンチックなものだ」と恋愛を理想化しすぎている人も、好きな人はできづらいといえます。

「運命の相手は会った瞬間にわかる」などと好きな人ができることを特別視して、たとえ身近に良い相手や出会いがあったとしても見逃しているかもしれません。

結婚相手としてジャッジしてしまう

年収や職業などの現実的な目線で相手を見ると、好きという感情が生まれづらいことがあります。

相手と結婚した場合を考えて、「年収が低いからだめだ」「実家が遠いからやめよう」などと、自分で気持ちにストップをかけてしまうのです。

過去の恋愛にトラウマがある

恋人に裏切られたり、壮絶な男女トラブルに遭ったりといった、過去の恋愛のトラウマが好きな人をつくることに影響する場合もあります。

過去の恋愛でのつらい経験から、「もう二度と恋愛をしたくない」というループに入ってしまい、好きな人ができなくなってしまう可能性があります。

恋したい！好きな人をつくりたいときにするべき３つのこと

好きな人ができないと悩んでいる人の中には、「好きな人をつくりたい」と思っている人もいるでしょう。好きな人をつくるためにするべき行動を紹介します。

人と会う機会を増やす

好きな人をつくるには、まずは人と会う機会を増やすことです。「好きな人をつくりたい」という意識を持って、いろいろな人と会っているうちに気になる人が現れる可能性があります。

人と会う機会をつくるために、友人から飲み会やホームパーティに誘われたら参加することはもちろん、自分から誘ったり企画したりしても良いでしょう。

どこでどんな出会いがあるかわからないので、たとえ恋愛に進展することがなさそうだと感じる集まりだとしてもフットワーク軽く参加するようにしましょう。

友人に紹介をお願いする

友人に「良い人がいたら紹介して」と声をかけておきましょう。自分の好みや性格を知っている友人であれば、自分に合った相手を紹介してくれる可能性があります。

また、友人からの紹介なので、相手の人柄をある程度友人は知っているはずです。ルーズであったり暴力的であったりといった、交際関係が成り立たないような人を紹介してくることはないでしょう。

友人も含めて相手と何回か会ううちに好きになっているということも考えられます。

友人カップルや夫婦に会う

仲の良い友人のカップルや夫婦に会うこともおすすめです。仲の良い様子を見たり、二人の間にある絆や信頼感などを感じたりすると、「私もそうなりたいな」「そんな相手が欲しいな」とうらやましくなるものです。

素敵なカップルや夫婦を見ているうちに、恋愛感情が高まり、恋のスイッチが入りやすくなるかもしれません。

恋活サービスを利用する

マッチングアプリや街コンなどの恋活サービスを利用してみるのも手です。マッチングアプリはスマホ一つでいつでもどこでも相手を探すことができます。街コンは気になる企画や地域があったら、友人と一緒に参加するのも良いでしょう。

自分の周囲にはいないタイプと出会えたり、初対面の異性と交流したりすることで、恋心が刺激される可能性があります。好きな人をつくるための一歩を踏み出すことが大切なので、便利なツールがあるなら、ぜひ積極的に使ってみましょう。

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好きな人をつくりたいなら一歩を踏み出そう

好きな人ができないことは悪いことではありません。ただ、「好きな人が欲しい」「恋がしたい」と思うなら、考え方や行動を変えてみることが大切です。

人と会う機会を増やしたり時には恋活サービスを使ったりして、恋のモチベーションをアップさせながら、心から好きな人を見つけるための第一歩を踏み出しましょう。

取材・文／坂田圭永

【監修】
田中絵音さん
恋愛アドバイザー。一般社団法人日本合コン協会会長。タレント時代より2000回以上の合コンに携わり、2012年5月8日“コンパの日”に一般社団法人日本合コン協会を設立し会長に就任。国内外での合コンイベントや商品のプロデュース、合コンマスター（R）の資格認定講座などを行う。また、男女問題に精通する恋愛専門家としてメディア出演多数。主な著書に、『結婚につながる恋のはじめかた〜1万人のオトコの本音、集めました〜』（扶桑社）、『「急に熱が出た」と言いだす女の本音』（主婦の友社）などがある。
日本合コン協会公式サイト：https://gokon-jpn.org/


【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間：2024/9/12〜2024/9/13
有効回答数：206人（男性103人、女性103人）
（インターネットによる20〜30代男女向けアンケート調査 調査機関：マクロミル）

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