日本海側に雪雲や雨雲 北海道は大雪に注意 北陸は土砂災害に警戒

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2024年11月30日 13:54  日本気象協会

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日本気象協会

日本海側に雪雲や雨雲 北海道は大雪に注意 北陸は土砂災害に警戒

今日30日も冬型の気圧配置となっています。北海道は日本海側を中心に雪が降り、積雪が増えています。大雪やなだれに注意。北陸は断続的に雨が降り、雨量が多くなっている所があります。今夜遅くまで土砂災害に警戒が必要です。



●北海道は積雪増 北陸は雨量増


今日30日も冬型の気圧配置となっており、上空には寒気が流れ込んでいます。

北海道や東北北部の日本海側では雪が降り、積雪が増えています。13時までの24時間降雪量の日最大値は北海道上川地方の層雲峡で48センチ、上川町で35センチ、旭川市で30センチとなっています。13時までの最深積雪は層雲峡で48センチ、上川町で38センチと今季最も多くなりました。

東北南部の日本海側や北陸は平地では雨が降り、雨量が多くなっています。13時までの24時間降水量の日最大値は新潟県村上市の高根で82.0ミリ、福井県南越前町今庄で77.0ミリ、富山県高岡市の伏木で76.5ミリとなっています。

また、風も強まっており、秋田県八峰町では最大瞬間風速25.0メートルの風を観測しました。


●北海道は大雪やなだれに注意


このあとも北海道や東北北部は日本海側を中心に雪や雨が降るでしょう。大雪やなだれに注意が必要です。雪を伴って風も強く、見通しの悪くなる所もあるでしょう。車の運転はいつも以上に慎重になさってください。

明日12月1日の朝まで雪や雨が降りますが、日中は次第に天気が回復に向かうでしょう。


●北陸は土砂災害に警戒


東北南部の日本海側や北陸は断続的に雨が降り、雨量が増える見込みです。これまでの雨や能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。今夜遅くまで土砂災害に警戒が必要です。大気の状態も不安定なため、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。山沿いでは雪が降りますので、積雪や路面凍結による交通障害にご注意ください。

明日12月1日も北陸では雨の降りやすい天気が続くでしょう。



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