まもなく冬至 12月上旬頃は最も早い「日の入り」 最も遅い「日の出」は?

48

2024年12月11日 09:40  日本気象協会

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日本気象協会

まもなく冬至 12月上旬頃は最も早い「日の入り」 最も遅い「日の出」は?

今日11日の朝、東京都内は雲の間から日の出。今年の冬至は12月21日。一年のうちで最も昼が短くなる日です。最も早い日の入りは今の時期ですが、最も遅い日の出はもう少し先に。



●太平洋側は日差し 日本海側は雪や雨


今日11日の朝、東京都内は雲が多く、朝の冷え込みは少し緩みました。東京の日の出は午前6時40分。東京都豊島区のサンシャイン60からは、日の出から少し遅れて、雲の間からゆっくり太陽が顔を出しました。

このあとも、太平洋側は晴れたり曇ったりの天気。関東は雲が多めですが、日差しが届くでしょう。山沿いなど一部では、雨や雪が降りそうです。一方、日本海側は、北海道や東北で雪が降り、ふぶく所もあるでしょう。北陸は断続的に雨や雷雨となり、近畿北部や山陰も昼頃から雨の範囲が広がりそうです。


●21日は冬至


12月21日は二十四節気の「冬至」。一年の中で昼間の時間が一番短い日です。ただ、日の出が最も遅い日は冬至の半月ほど後、日の入りが最も早い日は冬至の半月ほど前になります。東京だと、日の出が最も遅いのは1月上旬頃。日の入りが最も早いのは12月上旬頃です。なぜ、そのような違いがあるのでしょうか。

昼間の長さは太陽の高さで決まり、冬至の日に最も低くなります。日の出・日の入りの早さ・遅さを決めているもうひとつの要因は、太陽の動き方です。太陽の通り道である黄道と天の赤道が23.4度傾いているため、太陽は季節によって動く速度が違うためです。

日差しの届く時間が短くなることで、朝晩の寒さがこれまで以上に体にこたえます。特に晴れる日は底冷えとなるため、足元からしっかりと温めてください。



このニュースに関するつぶやき

  • 冬至の日が最も夜明けが遅く日の入りが早いわけでないのはだんだん浸透してきた。学校ではそのように錯覚する教育をしていた。2000年前から人々は知っていた。
    • イイネ!2
    • コメント 2件

つぶやき一覧へ(34件)

ニュース設定