<バレーボール全日本選手権・天皇杯:サントリー3−1天理大>◇13日◇第2日◇2回戦◇Asueアリーナ大阪
2010年以来の天皇杯制覇を目指すサントリーサンバーズ大阪が、順当に準々決勝に駒を進めた。昨季のVリーグ王者はシードで2回戦から登場。西日本インカレ王者の天理大をセットカウント3−1(25−15、23−25、25−14、25−22)で下した。
日本代表の高橋藍、小野寺太志は温存されメンバー外も、第1セット(S)は終盤の5連続ポイントなどで順調に先取。しかし続く第2Sは、天理大のサウスポーのオポジット酒井秀輔(4年)にサービスエースを決められるなど勢いに押されて落とした。
それでも浮足立つことなく、第3、4Sを連取して勝利。第2S終盤から途中出場した身長218センチのムセルスキーが要所でポイントを奪うなど、地力の差を示してねじ伏せた。
昨年の同大会は、同時期に開催された世界クラブ選手権にアジア代表として出場(銅メダル獲得)し、不参加。天皇杯は2年ぶりの参戦となる。14年ぶりの頂点に向け、主将の藤中謙也(31)は「反省するところは多い。(天理大の)勢いに押された部分もあった」と表情を引き締めていた。
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