9日に行われた現役ドラフトで阪神からDeNAに移籍した浜地真澄投手が、入団会見を行った。背番号は『52』に決定。
浜地はアピールポイントについて「まずは僕の長所は真っ直ぐだと思っているので、そこを磨くことと、すごい投手陣もレベルが高いですし、自分の技術を磨いていくことがチームのためになるのかなと思うので、まずは自分のために頑張らないとなと思っています」と話した。
DeNAの印象については「投げたくないなと思っていました。率直に最初に思ったのは、あの打線に投げなくていいのかというのは思いました。球場も甲子園に比べて狭いというのもありますし、それ以上に打線がえげつないイメージなのでそこは嬉しかったです」と、リーグトップの522得点を誇った打線と来年は勝負しなくても良いことを喜んだ。
「今年の日本一のチームですし、すごいレベルも高いので、そこでしっかりと競争意識を持ってやっていけば、必然的にレベルも上がっていくと思います。自分のためになると思うので、この高いレベルの中でしっかりと自分を磨いていきたいなと思っています」と意気込み、「去年タイガースも日本一になったんですけど、僕自身そんなに貢献できたなという体感はなかったですし、その体感がなかったので、優勝トロフィーを触らなかったのでベイスターズで掲げられるくらい1年間成績を残したいと思っています」と決意を述べた。
浜地は16年ドラフト4位で阪神に入団し、22年に54試合に登板して、1勝3敗21ホールド、防御率1.14で大ブレイク。昨季は30試合に登板して防御率5.86も、今季は18試合に登板して防御率2.11だった。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)