ロシアによる侵攻が続くウクライナの各地でロシア軍のミサイルやドローンによる攻撃があり、ゼレンスキー大統領は「エネルギーインフラを狙った最大規模の攻撃の一つだ」と主張しています。
ウクライナの南部オデーサなど各地で、12日から13日にかけて、ロシア軍のミサイルやドローンによる大規模な攻撃がありました。
ウクライナ空軍は巡航ミサイルなど94発とドローン193機による攻撃を受けたとしていて、ゼレンスキー大統領は「エネルギーインフラを狙った最大規模の攻撃の一つだ」と主張しました。
国営の電力会社によりますと、ロシアによるエネルギー関連施設への攻撃は今年に入って12回目で、広い地域で被害が出ていて、計画停電を行っているとしています。
ゼレンスキー大統領は「大規模な攻撃には、大規模な反応で応えるべきだ」と強調し、ロシアにさらなる制裁を科すなど各国に対応を求めました。
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一方、ロシア国防省は13日、ウクライナのエネルギー関連施設に対し、ミサイルとドローンによる大規模な攻撃を行ったと発表しました。
ウクライナ軍が11日にロシア南部の軍用飛行場に対し、アメリカから供与された射程の長いミサイルで攻撃を行ったことへの報復だとし、「目的は達成された」としています。