前回からの続き。私(アコ)は、夫のリョウジと中学3年生の娘、モモとの3人家族です。モモが私立中学に入学してから、夫は義実家に帰省するたび義姉のユリコさんにたかられています。そして今回の帰省では夫が、姪っ子カナちゃんの大学費用を「月2万」援助することを承諾させられてきました。義母は「姉と弟の間のことだから」と言います。しかしモヤモヤが止まらない私は、義両親と義姉夫婦とのメッセージグループに今回の件について送信しました。
間もなく義母から着信が入りましたが、私が電話に出るとまた何か言われるでしょう。とりあえず今はスルーです。義兄にも義姉から直接事情を聞いてもらうことにして返信はしませんでした。部屋から出てきた夫に、私は問いかけます。
今回の件だけじゃなく、夫はいつも義姉の言うことを全て受け入れてしまいます。私はあらためてその感覚について指摘しました。「姉と弟の関係性が子どもの頃のままなんだと思う。でもね、あなたはもう家庭を持っていることを忘れないで」
親族グループに送ったメッセージは、私の本心としては義父と義兄に向けたものでした。ハッキリと内容を書かないことで、「どういうこと?」と義父は義母に、義兄は義姉に聞くことでしょう。その流れで、今回の件が明るみに出ることを目論んだのです。
私の印象だと、義父も義兄もとても良識的な人です。カナちゃんの援助を夫がするなんてことが分かれば、何らかの対応をしてくれるでしょう。それでも義父も義兄も「よろしくお願いします」と言うのであれば、そのときにもう一度考えてみたいと思います。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・井伊テレ子