イスラエル、占領地ゴラン高原の“人口倍増計画”を承認　ネタニヤフ首相「シリアとの紛争に興味はない」

イスラエル政府は、占領しているシリアのゴラン高原の人口を倍増させる計画を承認しました。

イスラエル首相府は15日、ネタニヤフ首相が「ゴラン高原の人口を倍増させたい」と提出したゴラン高原の人口増加を促進させる計画を政府が全会一致で承認したと発表しました。

ネタニヤフ首相は「ゴラン高原を強化することはイスラエルを強化することで、今、特に重要だ」と強調しています。

一方、ネタニヤフ首相は「我々はシリアとの紛争に興味はない」と表明。ただ、シリアについて「自国の領土でほかの国が我々に攻撃することを許した」とし、こうしたことが再び起こらないように、我々はここ数日、強力な行動をとり、シリアからの潜在的な脅威を阻止するよう軍に指示したと述べました。