ドイツ東部で開かれていたクリスマスマーケットに車が突っ込み、子どもを含む2人が死亡、68人がけがをしました。
20日、ドイツ東部のマクデブルクで開催されていたクリスマスマーケットに車が突っ込み、地元当局によりますと、これまでに子ども1人を含む2人が死亡し、68人が重軽傷となっています。
今のところ、日本人が巻き込まれたという情報は入っていません。
警察は車を運転していた50歳の男を拘束し、単独犯による無差別襲撃事件とみて、調べを進めています。
容疑者はサウジアラビア出身の医師で、2006年にドイツに入国し、その後、永住権を取得。マクデブルクから数十キロ離れた町に住んでいるということです。詳しい動機などは分かっていません。
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地元メディアは、“容疑者が乗っていた車はレンタカーで、およそ400メートルにわたって暴走した”と伝えています。
ドイツでは2016年に、ベルリン中心部で開かれていたクリスマスマーケットにトラックが突っ込み、12人が死亡するテロ事件が起きています。