被害者語る「命があって良かった」千葉で強盗傷害事件相次ぎ犯人逃走中　柏市で男性が顔にけが　3時間後に旭市で男性が背中刺される　関連捜査「トクリュウ」の可能性も

千葉県で、男が住宅に押し入り住人にけがをさせる強盗傷害事件が2件相次ぎました。自宅内で犯人と鉢合わせした男性が「命があってよかった」と、事件を振り返りました。

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畑に囲まれた千葉県柏市の住宅。

きょう、午前2時半頃のことでした。1階で風呂に入っていた住人の男性（66）が物音に気づいて2階にあがったところ、踊り場で男と鉢合わせてもみ合いに。

被害にあった男性
「猫かアライグマか、何かそういったものかと思ったんだけど、そうじゃなかった。人間とばったり会った」

男は、身長165センチほどのがっちりした体型で全身黒の服装に黒い覆面姿。

無言で男性を押し倒し、首を絞め顔を殴ったと言います。

被害にあった男性
「(Q､犯人は何人?)2〜3人。その1人と取っ組み合いをしてた。もう必死よ、命があってよかったなって」

男性は、男が、日本語とみられる言語で誰かと会話しているのを聞いていて警察は少なくとも2人が現場にいたとみています。

この事件のおよそ3時間後、旭市の住宅。

記者
「旭市の現場です。発生から6時間たったいまも鑑識作業が続けられています」

午前5時25分ごろ、住人の女性から「若い男が侵入して夫が刺された」「ガラスを割って入ってきたと夫が言っている」と通報がありました。

侵入した男は1階の部屋を物色していましたが、就寝中に物音に気づいて2階から駆けつけた女性の夫（69）の背中を複数回刺して逃走。

夫の命に別状はないということです。

男は、身長180センチくらいで茶髪だったということですが、警察は、2つの事件の関連を捜査するとともに、闇バイトなどが絡んだ犯行の可能性があるとみて、逃げた男の行方を追っています。