【有馬記念結果】レガレイラが叩き合いを制しGI・2勝目! 3歳牝馬の勝利は64年ぶり

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2024年12月22日 15:48  netkeiba

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有馬記念を制したレガレイラ(中央の青帽、撮影:下野雄規)
 22日、中山競馬場で行われた第69回有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)は、好位追走から直線での叩き合いをわずかに制した戸崎圭太騎手騎乗の5番人気レガレイラ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)が、中団から脚を伸ばして最後まで争った10番人気シャフリヤール(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分31秒8(良)。

 さらに1.1/2馬身差の3着に2番人気ダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔伍厩舎)が入った。なお、1番人気アーバンシック(牡3、美浦・武井亮厩舎)は6着に、3番人気ベラジオオペラ(牡4、栗東・上村洋行厩舎)は4着に終わった。

 勝ったレガレイラは、父スワーヴリチャード、母ロカ、その父ハービンジャーという血統。牡馬相手に昨年末のホープフルSを制し、今春は皐月賞・日本ダービーに挑むも6、5着。秋もローズSとエリザベス女王杯でともに5着と不完全燃焼だったが、この年末の大一番で見事GI・2勝目を飾った。3歳牝馬による有馬記念制覇は1960年のスターロツチ以来、64年ぶり(史上2頭目)。また、鞍上の戸崎圭太騎手は14年のジェンティルドンナ以来2度目の有馬記念制覇となった。

【有馬記念】1956年に創設された「中山グランプリ」が前身。当時の日本中央競馬会理事長であった有馬頼寧氏が、中山新スタンド竣工を機に「日本ダービーに匹敵する大レースを」と提案し、創設された。しかし、第1回の実施から間もない翌年の1月に有馬氏が急逝したため、同氏の功績を称えて有馬記念と改称。以来、年末の風物詩として親しまれ、数々の名馬たちが熱戦を繰り広げている。

【勝ち馬プロフィール】
◆レガレイラ(牝3)
騎手:戸崎圭太
厩舎:美浦・木村哲也
父:スワーヴリチャード
母:ロカ
母の父:ハービンジャー
馬主:サンデーレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 レガレイラ 5人気
2着 シャフリヤール 10人気
3着 ダノンデサイル 2人気
4着 ベラジオオペラ 3人気
5着 ジャスティンパレス 4人気
6着 アーバンシック 1人気
7着 ローシャムパーク 7人気
8着 スタニングローズ 9人気
9着 ダノンベルーガ 15人気
10着 シュトルーヴェ 14人気
11着 プログノーシス 6人気
12着 ブローザホーン 11人気
13着 ディープボンド 12人気
14着 スターズオンアース 8人気
15着 ハヤヤッコ 13人気
出走取消 ドウデュース

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