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高須クリニックの高須克弥院長(79)が23日、X(旧ツイッター)を更新。東京美容外科の統括院長を務める麻生泰氏が、同院に勤める女性外科医によるSNS不適切投稿をめぐって謝罪釈明したことに対し、反論した。
女性外科医は、グアムでの解剖研修の写真を公開。「いざ Fresh cadaver(新鮮なご遺体)解剖しに行きます!」「頭部がたくさんあるよ」などとつづり、献体された死体の一部にはモザイクがかかっていなかった。ネット上の騒動を受け、女性外科医は当該投稿を23日までに削除し、自身のブログに謝罪文を掲載した。
麻生氏も「大変申し訳ございません。主催者の1人としてお詫びします」と切り出した上で「ただ、解剖をする事は外科医にとって、とても重要な意味を持ちます。臨床に携わる医師が解剖する事は、学生時代との解剖とは違い、患者さんに直結して還元できる事が大きいです」とつづった。
そして「腕の良い外科医を作るうえではなくてはならないものだと考えています。全ては患者さんの利益になる事だと考えます。この写真は、アメリカで解剖している事ですので、日本ともルールが異なります」と説明。その上で「投稿は既に削除されております。この事で臨床医師が解剖できる火が消えませんように願います」と締めくくった。
高須氏は一連の女性外科医の不適切投稿を伝える投稿を引用し「南無阿弥陀仏。 馬鹿医者め! クズ」「馬鹿医者ども(怒)」「怒」などと記述。さらに「僕の時代の医学部解剖実習での作法は、献体してくださった方に黙祷のあとお顔をしっかりと観察して記憶することでした」と書き出した上で「解剖学の中村為吉教授は『この方が君たちに人体を教えてくださる師匠だと記憶せよ』と諭されました。今になっても師匠が夢の中に出てきます」とつづった。
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続けて麻生氏の「アメリカで解剖している事ですので、日本ともルールが異なります」との主張に対し「アメリカのルールは厳しいよ。医学生がSNSでこんなことやったら即退学だ」と反論した。
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