収賄や横領の罪で起訴された台湾の第2野党・民衆党のトップ・柯文哲被告が27日、保釈されました。
台湾の第2野党・民衆党のトップ・柯文哲被告をめぐっては、台北市長在任中、企業側の陳情に応じて商業施設の容積率を大幅に増やして便宜を図り、賄賂を受け取ったなどとして、台北の検察当局が収賄の罪や横領の罪などで起訴。懲役28年6か月を求刑しています。
柯被告は8月に逮捕され、9月5日に拘留決定が下されていましたが、きょう、保釈されました。およそ1億4000万円の保釈金を納付したということです。
保釈後、取材に応じた柯被告は、「私は自身が利益を図ったり、汚職や違法なことをしたりする人間ではないと信じている」と述べています。
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