わが子が幼稚園に入ると、いろいろなタイプのママたちに出会うことでしょう。時には良い意味でも悪い意味でもびっくりするようなママと知り合うこともあるかもしれません。今回の投稿者さんは、自分とはちょっと違う教育方針のママ友とファミレスへランチに行ったようです。しかしそのファミレスでの出来事で、投稿者さんはモヤモヤを抱えてしまうのでした。
『ジュースや甘いものをわが子に与えない教育方針なのは理解できる。でもみんなで集まったときに、周りに気遣わせるのはどうなの?』
幼稚園のママ友に誘われて、何人かでランチに行った投稿者さんたち。子どもたちのためにドリンクバーを頼もうとしました。すると誘ってきたママ友が「うちの子はジュースを飲ませてないの。みんながジュース飲んでたらグズるかも……あ、でも気にしないで頼んで!」と言い出したのだそう。デザートを頼もうとしたときも同じで、「甘いものも食べさせてないから……仕方ないね。みんなは食べるけど、◯◯くんはお家に帰ったら甘くないおやつを食べようね?」とわが子に言い聞かせていました。気まずい空気になってしまって、結局誰もドリンクバーもデザートも頼めなかったようです。
白けるわ。つまらないランチだったね
『うわ、そのママ友は場を白けさせる天才だね……』
『食事の場で相手に気を遣わせる人って、付き合うのが面倒になっちゃうよね』
投稿者さんの話を聞いて、ママたちからは呆れたような声が聞こえてきました。投稿者さんはもちろん、他のママ友や子どもたちも、あまり楽しくないランチだったかもしれませんね。そのママ友とランチをするたびに今回のような気を遣わなければいけないとなると、今後は億劫になりそうです。
教育方針は構わないけど、言い方が良くなかった
『幼稚園ならジュースを飲ませてない家も結構あるから、それは仕方ないかなって思う。でも言い方がモヤモヤするね。「うち、ドリンクバー未経験なんだよね、まだ飲ませてなくて。みんなはどんな感じ?」とかならいいのに』
『「うちは頼まないけどみんなは頼んでね」だけなら丸く収まるけど、そのママ友は「みんなが頼んだらうちの子グズりそう〜」なんて余計なひと言も発してるじゃん。「あぁ〜お友達が食べてるの見たから食べたくなっちゃったねぇ、でもダメなのよぉ〜体に悪いんだから!」とか言い出すのが見える』
おうちの教育方針はそれぞれ。「幼稚園の子どもに甘いものを与えない」というのは、決しておかしいことではないでしょう。しかし「うちの子が食べないものはみんなも食べないで」と暗に強要するような言い方はあまり良くありませんよね。「みんなが食べてたらうちの子はグズるかも」なんて言われたら、周りは注文しづらくなるでしょう。もう少し言い方を変えていたら、投稿者さんもモヤモヤしなかったかもしれません。
私だったら、気にせず注文しちゃうかも
子どもたちが楽しめないのは納得がいかない
『投稿者さん、合わせてあげたの優しいね! 私だったら空気読まずに「じゃあうちは〜」とか言って頼んじゃいそう』
『私なら「ごめんね〜」とか言いながら頼んじゃうよ。それでその子がグズろうが知らない。そのために我慢させられる他の子だってかわいそうだしね。ただ、その子がアレルギーなら配慮する』
気を遣って甘いものを注文しなかった投稿者さん。その優しさをたたえながら、ママたちは「自分だったら注文する」と話してくれました。よその家の教育方針のせいでせっかくのランチを子どもたちが楽しめないのは納得がいかない、ということなのでしょう。正に「よそはよそ、うちはうち」と考えているのでしょうね。
その状況下で実際に注文したよ
『私も同じようなことがあったよ! 頼めない雰囲気だったけど、「気にしないで」と言われたからあえてデザートもドリンクバーも頼んだ。そしたらやはりその子どもが「食べたい! 飲みたい!」と騒ぎだした。ママ友が怒って「普通頼まなくない? うちの子かわいそう!」って言ってきたから、お金を払ってそのまま退店。そこから疎遠にしたよ』
「うちの子は食べられないけど、気にしないで頼んでね」と言われたため、言葉通り注文したのだそう。するとそのママ友の態度が豹変。突然怒られたようです。そのママ友は、心のどこかでは「食べないわが子にみんなが合わせるべき」と考えていたのかもしれません。
ストレスのない距離感で仲良くしよう
『面倒だからもう一緒に食べなくていいよ。目の前で食べて、物欲しげに凝視されても困るしね』
『もう二度とその親子とは出かけないな。誰がかわいそうって、その人の子どもがいちばんかわいそう……』
相手のママ友とはこのまま疎遠になったほうが楽かもしれない、との意見も。幼稚園で仲良く話をするだけなら問題ないかもしれませんが、ランチは避けたほうがストレスを感じずにすむでしょう。
ママ友とのランチ会でモヤモヤしてしまった投稿者さん。どちらが悪いというよりは、考え方があまり合わないのかもしれませんね。お互いにストレスのない距離感で仲良くするのがベターでしょう。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・善哉あん
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