前回からの続き。私はホタル。20代に結婚をして、夫とは長いあいだ2人だけで暮らしています。夫も私も子どもが好きなので「いつかは自分たちの子を授かれるといいね」なんて話し合っていたのですが、自然に任せていたところまったくそんな兆しもなく30代へ。気づけば30代も半ばとなり、まわりの友人もどんどん子育てをするように。2人だけの生活も幸せだったので「このままでもいいかな」と話していたのですが……。
私がなんとなく不妊治療をする気にはなれず自然に任せていましたが、なかなか授かることはできませんでした。
妹の妊娠・出産を機に、自分も子どもが欲しいと強く思うようになりました。手術や不妊治療などに向けて先輩や上司に相談すると、詳しいアドバイスをたくさんもらうことができました。
それと同時に、自分がいかに不妊治療について調べていないか思い知らされたのです。
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イズミさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、ユウジともいろいろと話し合って、私たち夫婦は不妊治療の期限を1年間にすることにしました。
結局不妊治療中は体調が思わしくないことも多く……ユウジがいつも「横になっててね」と気にかけてくれたりと、つらくもありましたがなんとか乗り越えてきました。
アドバイスしてくれたイズミさん、治療中にフォローをしてくれたサナさんをはじめとする職場のみなさん、そしていつも支えてくれたユウジ、みんなの優しさがものすごくありがたかったです。
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私は思わず涙ぐんでしまいました。ユウジとは抱き合って喜びました。
イズミさんからアドバイスを受けて、不妊治療のために働き方を変えることにした私。
不妊治療は体調がすぐれない日も多くありましたが、仕事を休むことを視野に入れながら働かせてもらっていたので、心身共に負担をぐっと減らすことができたと思っています。
最終的には休職しましたが、ギリギリまで仕事をする選択をサポートしてくれたサナさんたち、助言してくれたイズミさん、労ってくれたユウジ、みんなの優しさがものすごくありがたかったです。
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迷いばかりで始めた治療でしたが、たくさんの人の支えがあってここまでくることができ、まずはホッとしています。
これからもいろいろな苦労があると思いますが、頑張って乗り越えていきたいです。
参考:こども家庭庁|不妊治療に関する取組
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・よしはな 編集・石井弥沙