ケントが産まれてすぐに夫を亡くし、シングルマザーになった義母。誰にも頼らず子育てをしてきた義母に、わが家から毎月7万円の仕送りをしています。
ひとりで子どもを育てるのは、とても大変なことだったと思います。でも、過去を盾にして仕送りを要求する義母には少しモヤっとしてしまいました。優しいケントのことなので、そんな言い方をされたら断ることなんてできません。
「足りない」と申請された分だけ追加で送金するようにしていますが、ひどいときには仕送りの金額がひと月で15万円近くに膨れ上がることも。わが家の家計は火の車、毎月大赤字です。そんな風に悩んでいたある日のこと。家族3人で過ごしていると、ケントのスマホが鳴りました。画面を見ると知らない番号からです。
電話口から相手の声が漏れ聞こえてきます。聞いたこともない会社でした。口ぶりからすると、どうやら消費者金融のようです。
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「自分を犠牲にしながらケントをひとりで育てあげたのだから、残りの人生くらいパートをやめて過ごしたい」と仕送りの増額を要請してきた義母。
そんな言われ方をしてしまっては、こちらが折れるしかありませんでした。しかし最近では「お金が足りない」と、取り決めていた7万円以上にお金を請求されることもしばしば。わが家の家計は火の車です。
どうしたものかとケントと頭を悩ませていたころ、知らない電話番号から電話がかかってきました。相手はなんと消費者金融。私たちは本当にビックリしてしまいました。
【第2話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・海田あと
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