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<第101回箱根駅伝>◇25年1月3日◇復路◇東京−箱根(5区間109・6キロ)
青山学院大(青学大)が2年連続8度目の総合優勝を果たした。出場全選手(オープン参加の関東学生連合のぞく連合チームを除く)が対象の金栗四三杯は、優勝した青学大の野村昭夢(4年)が選出された。大会参加チームの監督らによる選考委員の投票で決まった。
今回新設された大会MVPも野村が受賞。総合優勝に最も貢献した選手に贈られる賞で、選考委員による話し合いで決まった。
ダブル受賞となった野村は、復路の6区(20・8キロ)で56分47秒の驚異的な区間新記録をマーク。往路優勝のチームにさらなる勢いを呼び込んだ。受賞発表後の会見で、「正直、ダブルで受賞できるとは思っていなかった。どちらか取れればいいなあと思っていたので、とてもうれしい」と笑顔を見せた。レース中、左足裏に水ぶくれができていたことを明かし、「本当につらかった」。痛みにこらえての快走だった。
56分台を目標にした時期は24年春頃。「全員が個々人で目標を立てるなかで、夢というか、取りあえず目標として立てて、あわよくば出したいという気持ちだった」と振り返る。
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3年までは故障がちだったが、最上級生となったからはけがの頻度が減少。「継続して練習できたから、結果を残せたと思う」とうなずいた。
今後は実業団に進み、5000メートルなどのトラック種目を主戦場としていく。
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