義実家と交流がある場合、食べものをもらう機会も少なくないでしょう。お義母さんが作ったものだったり旅行のお土産だったり、食卓に一品をと息子家族にちょっとした気遣いをしてくれます。今回の投稿者さんは義実家から、「焼くだけ」で食べられるおかずをもらったよう。でも「焼くだけ」もひと手間で、お菓子などと違って気軽につまめるものではありません。投稿者さんはひとまず棚に置いておいたそうですが……。
一度お土産をしまっておいた。そのまま忘れていたら旦那が自分の実家に持って帰っていた。ご両親が出かけていたからそのままお土産を置いてきたらしい。旦那はあとでお義母さんに焼いてもらって食べるよと言っていた。これはお土産を突っ返した形になるよね……』
親相手でもお土産返すような行動はあまり好ましくないと投稿者さんは思っているよう。百歩譲ったとして旦那さんと親の間はそれでいいかもしれませんが、夫婦にくれたものを勝手に返す形にされてしまうと、困ってしまうのはお嫁さんという立場の投稿者さんです。
『旦那にもう少し私の面子が立つよう要求するのはワガママ? というか旦那が自分で焼くって選択肢はなかったのか?』
お土産を義実家に持って帰ってしまった旦那さんに苛ついてしまうと投稿者さん。「焼くだけなのに、お嫁さんはそれもしてくれないのかしら?」とお義母さんに思われてはたまりません。棚にしまってあった期間は、1、2週間だったといいます。その間、旦那さんは気になっていたのでしょうか? それならば実家に持って帰る前に、「これ食べないの?」とか「焼こうか?」など、ママに一声掛けてくれてもよかったのではないでしょうか。
実家が大好きな旦那だから余計に……
発覚したのは、旦那さんが義実家に持って帰ってから数日後。投稿者さんがそろそろ食べようと思い、棚を見たらなかったそう。そのとき旦那さんに聞いて、初めて義実家に持って帰っていたことを知ったそうです。まさに驚天動地。お義母さんにどう思われたかと考えると、背筋も凍るような思いに駆られそうです。
『もらった実家に持っていくくらいなら、旦那が自分で焼きなよって思うわ』
『貰ったとき、旦那もいたの? それによって話が変わってくるけれど?』
お土産は、投稿者さん夫婦がいなかったときに、留守宅に置かれていたとのこと。夫婦揃って、義両親の顔を見て、「ありがとうございます」と言ったわけではなさそうです。
『留守だったなら早く取ってこい! と言って追い出す。察せない男を持つ妻は大変よ』
旦那さんは、普段から台所で自分の食べたいものを作っているよう。料理が苦手と言うわけではなさそうです。それならばなおさら、義実家に返す形で、「お義母さんに焼いてもらう」はないでしょう。旦那さんは義実家が大好きだそうで、それも余計に投稿者さんの心理的負担になっているようです。
旦那の行動もありなのでは?
投稿者さんが早く焼いてあげないから、お義母さんにお願いしたのではないかと推測するママたち。忘れていた投稿者さんにも非があるとの考えもありました。
『いただいたものはなるべく早く食べて感想を伝えるのが望ましいと言われて育ったから、私は投稿者さんがワガママかな、と思っちゃう』
『実家に甘えられるのが嫌なら、甘えさせてあげればいいのに』
『逆に、自分の実家から貰ってきたのをそのままにされたらどう?』
こちらの辛辣なコメントに対して投稿者さんは、「確かにムッとするかもだけれど、最初は普通に食べようって声かけする。どちらにせよ実家に突っ返したりはしない」と返します。旦那さんは、「食べないのであればお義母さんにやってもらおう」と軽く考えたのかもしれませんが、それで投稿者さんがどんな思いをするかも考えてほしいものですよね。
もはやフォローするしかない。自分も義母も傷つけずに済む言葉は?
旦那さんは、お義母さんのことを頼りにしているのでしょう。でもそれがお嫁さんを窮地に陥らせるということもわかってもらいたいところ。ママスタコミュニティのママたちは、投稿者さんの「嫁の印象ガタ落ち」と思う気持ちがすごくわかるといいます。
『姑には「お母さんに頂いたものですが、皆と一緒に食べたくて持っていってしまったみたいです」みたいに言っておけばいいよ』
『義母に「次の休みに作ろうと思っていたら、旦那君が何も言わず持っていっちゃいました。取りにいってもいいですか? 楽しみにしていたんです」くらい言えば、義実家も嫌な気にはならないんじゃない? 面子も保ちたいなら』
「軽く焼いて、夫婦で楽しんでね」と渡されたお土産を、義実家に持って帰り、お義母さんに「焼いて」と頼んだ旦那さん。お義母さんも、「あら? どうしたのかしら」と心配したことでしょう。投稿者さんは自分の面子が潰されたと思うし、お義母さんはお土産が気に入らなかったのかと、いい気はしないかもしれません。旦那さんの今回の行動は浅はかだといえるでしょう。投稿者さんが作ろうと思ったときになかったお土産。そのままをお義母さんに伝えれば、お義母さんも安心してくれそうですし、投稿者さん夫婦の事情も理解してくれるでしょう。今後はこのようなことがないように、旦那さんに釘を刺しておくといいかもしれません。まだ親離れしていない気配の旦那さん。お義母さんに頼もうと簡単に考えずに、お嫁さんである投稿者さんと話し合わなければいけないことがあると、理解してもらう必要がありそうです。
文・岡さきの 編集・みやび イラスト・Ponko
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