国連人権高等弁務官事務所は8日、ロシアによるウクライナ侵攻でこれまで1万2300人以上の民間人が死亡したと発表しました。ドローンなどの使用で、この数か月で犠牲者は増えていると指摘しています。
ロシアによるウクライナ侵攻が3年になるのを前に、国連人権高等弁務官事務所が報告書を発表しました。
発表によると、ロシアによる侵攻でこれまでに1万2300人以上の民間人が死亡し、ドローンや長距離ミサイル、滑空爆弾が使用されるようになり、この数か月で犠牲者が増えていると指摘しました。
また、「ロシア軍がウクライナ東部での軍事作戦を強化し、特にドネツク、へルソン、ザポリージャ地方の最前線の地域に住む市民に深刻な影響を与えている」と述べました。
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