武尊「世界最高の環境を作りたい」6億円以上でビル購入しジム設立　体のケア施設やカフェも併設

　格闘家の武尊が立ち上げたジム『VASILEUS GYM（バシレウス ジム）』のオープン発表記者会見が11日、都内の同所で行われた。武尊をはじめ松倉信太郎、野杁正明、与座優貴、寺田匠、島田知佳ら「team VASILEUS」のファイター、そしてジム会長に就任した渡辺雅和トレーナーが一同に介した。

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　ジムの名前に冠された「VASILEUS」とはギリシャ語で“王”、すなわち“王の集団”という意味を込められた。その名にふさわしく、K-1の各階級で王座を獲得した選手たちが集結し、日々激しい練習が行われている。

　武尊は「世界最強を目指すファイターだけが集まって、みんなで練習しようというところから始まって、チームで練習するために世界最高の環境を作りたいと思ってこのジムを作ることになりました」とジム設立の経緯を説明。今後は一般会員の募集も行っていく。

　また、「1階に体のケアをできる施設だったり、カフェとかプロテインが飲めたり、トータルでトレーニングから体の管理できるジムを作らせてもらいました」とジムのこだわりを紹介。2月15日にグランドオープン予定で、今後は所属選手のトライアウトも行っていく。

　武尊は6〜7億円の費用でこのビル丸ごと一棟購入した。渡辺会長は「武尊が体を張って稼いだというか、作り上げたジムで、武尊からしたななんてことない値段かもしれないですけど（笑）。僕が強い選手を作って10年で完済したいと思います」と決意を語った。

　この日の会見では、RIZINファイターの宇佐美正パトリックの弟でRISEファイターの宇佐美秀メイソン、同じくRISEファイターの有井渚海が新たに加入することも発表された。

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