■大相撲初場所・初日(12日、東京・両国国技館)
2023年7月の名古屋場所以来、3場所ぶりに本場所に出場した横綱・照ノ富士(33、伊勢ケ浜)が初日に臨み、小結・若隆景(30、荒汐)に敗れた。
過去の対戦成績では10勝1敗と圧倒している若隆景に対し、立ち合い、照ノ富士は下から当たられ、すかさず肩透かしを浴び土俵に転がった。3場所ぶりの土俵で、いきなりの黒星。波乱の初場所初日となった。
昨年は4場所、一昨年は5場所を休場。直近2年間の12場所で休場は「9」と、まさに崖っぷちの一人横綱・照ノ富士。昨年の名古屋場所以来、11度目の優勝を目指し、明日2日目は前頭筆頭・隆の勝(30、常盤山)と対戦する。
綱取りを目指す豊昇龍(25、立浪)、琴桜(27、佐渡ヶ嶽)の両大関は、危なげない取組で初日、白星スタートとなった。
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