アンカー・ジャパンは1月14日、充電式カード型紛失防止トラッカー「Eufy SmartTrack Card E30」を自主回収すると発表した。磁気ストライプ式カードの一部に不具合を誘発する可能性がある。
2024年12月にユーザーから不具合の連絡があり、調査したところ付属の充電器と接続するために搭載したマグネットが、一部磁気カードに影響を与える場合があると分かった。人体に影響を及ぼす危険性はないとしている。
アンカーは、開発段階で製品とカードの磁気保持力に個体差があることを前提とした検証が十分に行われなかったことが原因として、同社Webサイトの専用フォームで回収の受付を始めた。受付後5営業日以内に回収キットを発送する。
アンカーは改善版を開発中で、3月中をめどに出荷する予定だ。ユーザーは回収受付の際に返金(税込み4990円、銀行振込)か交換(3月出荷)を選択できる。
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Eufy SmartTrack Card E30は、厚さ約2.6mmのカード型トラッカー。財布やカードケースに入れておけば、紛失した際にiPhoneなどの「探す」機能を使って位置を特定できる。24年11月19日から家電量販店やネット通販で広く販売していた。
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