限定公開( 26 )
ペンシル型拳銃を持っていたとして、兵庫県警は15日、神戸市中央区元町通5、会社役員、矢内秀和容疑者(54)を銃刀法違反の疑いで逮捕した。「自作した」と容疑を認め、「こうなるんだったら捨てとけばよかった」と供述しているという。
逮捕容疑は2024年9月、神戸市の自宅兼作業場で殺傷能力のあるペンシル型拳銃1丁を所持していたとしている。情報提供を受けた県警が家宅捜索して発見、押収した。
県警薬物銃器対策課によると、作業場からは他にエアガンや矢内容疑者が「対戦車砲」と呼ぶ空気銃など90丁も押収した。うち16丁は鑑定の結果、拳銃や空気銃に該当するなど銃刀法違反の疑いがあるという。
矢内容疑者は対戦車砲についても家宅捜索時に「自作した」と話したことから、県警は許可なく銃を作ることを禁じた武器等製造法違反の疑いも視野に入れて調べている。
ユーチューブには対戦車砲を室内で発射した動画が投稿され、積み上げた標的がはじけ飛ぶ様子が映っている。【柴山雄太】
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 THE MAINICHI NEWSPAPERS. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。