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NTTドコモのモバイル社会研究所は、1月16日に公衆電話の利用方法の認知(2024年11月)について発表した。調査対象は全国15〜79歳の男女で、Webアンケートの有効回答数は1万355。
スマートフォンの普及に伴い公衆電話の数が減少しているが、災害時には公衆電話がつながりやすい通信手段となる場合がある。そこで公衆電話の利用方法を知っているか聞いたところ、「知っている」「ある程度知っている」を合わせて88%が知っていると回答。年代別に見ると10代と20代の約3割が知らないと答えた一方、年齢が上がると知っている割合が増加し50代以上は95%を超える。
また、年代を青年(15-24歳)、壮年(25-44歳)、中年(45-64歳)、高年(65-79歳)の4グループに分けて分析を行った。家族構成別に「公衆電話の利用方法を知っているか」を分析したところ、青年のグループでは3世代同居(主に祖父母と同居)の場合に利用方法を知っている割合が78%とやや高く、一人暮らしは66%とやや低い結果になった。他の年代では、家族構成による差は確認できていない。
続いて、年代別に家に固定電話を所有しているかどうか、公衆電話の利用方法を知っているかを比較した。家に固定電話がある場合は公衆電話の利用方法を知っている割合が高くなり、青年と壮年のグループでは14ポイントの差が出ている。
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