殊勲の決勝点!エリオットがリヴァプール“愛”の残留宣言を再び「ここから離れない」

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2025年01月22日 10:17  サッカーキング

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ゴールパフォーマンスをするMFエリオット[写真]=Getty Images
 リヴァプールMFハーヴェイ・エリオットが、21日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節リール戦で決勝点を決め、試合後に『アマゾン・プライム』のインタビューを受けた。イギリスメディア『BBC』など複数メディアが報じている。

 現在21歳のエリオットは、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)、フルアムのアカデミー出身。2019年にリヴァプールへ加入すると、ブラックバーンへの期限付き移籍を経て、2020−21シーズンにトップチームへ復帰。一昨季、昨季は2シーズン連続でプレミアリーグ30試合以上に出場するなど、ユルゲン・クロップ前監督のもとで成長を遂げた。

 しかし、アルネ・スロット監督が就任した今季は、シーズン序盤の9月にU−21イングランド代表の活動で骨折。約3カ月の離脱を余儀なくされると、その間に他選手・チームが好調だったこともあり、11月に戦線復帰した後も、ここまで先発出場はカラバオカップ準々決勝のサウサンプトン戦、FAカップ3回戦アクリントン戦の2試合のみにとどまっている。現地メディアの中では、ドルトムントやブライトンからの関心も伝えられ、冬の移籍の可能性も取り沙汰された。

 それでも、エリオットは短い出場時間の中で着実にコンディションを上げ、18日のプレミアリーグ第22節ブレントフォード戦では後半アディショナルタイムの2ゴールに関与(1アシスト)。そして、21日に行われたCLリール戦では決勝ゴールを記録し、CLベスト16進出決定に大きく貢献した。

 試合後、『アマゾン・プライム』のインタビューに応じたエリオットは、「言葉で表現するのは難しい。僕はこれまでずっとチャンピオンズリーグでプレーすることを夢見てきた」と語り、「ここ『アンフィールド』のサポーターの前でプレーし、ゴールを決めることが出来た。信じられないくらい素晴らしい瞬間だ」と喜びを噛みしめた。

 そして、周囲の“雑音”を表現するかのようなゴールセレブレーションについて尋ねられると、「明確に、正直に言えば、僕はここから離れない。ここは僕のチーム、僕のクラブだ」とあらためて今冬の残留を宣言し、「友人たちはメッセージや電話をくれた。(冬の移籍市場の)1月はいつもそうなるものだよ。特に長い間欠場して、思うようにプレーできなかった後はそうなる。それがフットボールだ」と冷静にコメント。

 スロット監督との話し合い場をもったことを明かしたうえで、「同時に状況を理解する必要もあった。チームは好調で、プレミアリーグとチャンピオンズリーグで首位に立っている。僕が『先発すべき』なんて言うのは、本当に愚かなこと。この答えがどうなるかはみんなも分かるでしょう」と語り、「僕は忍耐強くあり続ける必要があるし、チャンスが来たら、それがどんな長さでも、その瞬間を楽しむだけ。特にシーズン初めに3カ月間も負傷した後ではなおさらのことだよ。僕はただサッカーを楽しみたいだけ。チャンスが来たとき、監督に自分が必要とされれば、準備ができていることを示す必要があると思っているよ」と、チームへの献身を誓った。

 
【ハイライト動画】エリオットが決勝点!リヴァプール vs リール





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