先日、がんが寛解したことを公表し、注目を集めたイギリスのキャサリン皇太子妃。公務などでイギリスのブランドを身に着け、完売に導くなど、ファンションでも長く注目を集めているが、皇太子妃として115年ぶりに、英国王室御用達の証であるロイヤルワラントを企業に授与するのではないかと報じられた。
【写真】キャサリン妃、英ブランドによるカタールの国旗カラーでコーデ
Peopleによるとキャサリン妃は、2010年にウィリアム皇太子と婚約発表した際、ロンドンを拠点にするブランドISSAのワンピースをチョイスし、完売させたことを皮切りに、これまで様々なブランドの売り上げに貢献してきたそう。これを受け、妃がロイヤルワラントに力を入れる可能性があると、英TIMES誌が報じたそうだ。
ロイヤルワラントは英王室の主要メンバーが、英国ブランドを支援し、お墨付きを与えるもので、5年ごとに資格の審査・更新が行われる。ロイヤルワラントを与えられた企業は協会に属し、業務に関して王室の紋章を使用することができる。皇太子妃がこれを授与したのは、後のジョージ5世の妻、メアリー王妃の皇太子妃時代にまでさかのぼるそう。夫ウィリアム皇太子妃の母で、1997年に亡くなったダイアナ元妃は国民に広く親しまれ、またファッションでも注目を集めたが、彼女ですらロイヤルワラントを授与したことはなかったそうだ。
なお、キャサリン妃がロイヤルワラントを与えることになるかどうか、決定権はチャールズ国王にあるそう。妃に近い筋の話によると、「キャサリン妃はイギリスの技と産業を称えることに熱心」で、すぐにも実現することを「望んでいる」そうだ。