田中将大 新天地・巨人で自主トレ公開「古くから知ってくれてる人たちは、面白いだろう」旧友・坂本と一緒にお立ち台を誓う

楽天から自由契約となり、12月に巨人と契約した田中将大（36）が読売ジャイアンツ球場で自主トレを公開した。

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9時過ぎに球場に姿を見せると、若手の練習を指導していたZ.ウィーラー巡回打撃コーチ（38）と笑顔で挨拶。2014年にヤンキースで少し被っているが楽天では共にプレーする機会はなかった。さらに内海哲也投手コーチ（42）とも右ひじを触られながら談笑、

新天地の巨人でプロ19年目をスタートさせる田中、入団会見の時には「一番熱く、お声がけしていただけたので、もう迷うことはなかった」と即決で巨人入りを決めた。昨季は18年目にして、初めて0勝で終わった。

外野のフェンス際でのランニングから始めると、時折、若手の練習を見守る姿も見られた。約40分間のランニングを終えると、スパイクに履き替えキャッチボール、約20メートルの距離を10分間投げ込んだ。

「新鮮な気持ちですね。施設に来て、中もすごかったですし、しばらく迷子になりながら施設内ウロウロすると思うんですけどこんな気持ちに今でもなれるのはありがたいことだと思うのでそういう気持ちを楽しみながら」と新天地でのスタートを口にした。

小学生の時に同じチームでプレーした同学年の坂本勇人（36）と再びチームメイトとなり、坂本は“一緒にお立ち台に立ちたい”と話していたが「ジャイアンツに入団決まって、楽しみにしていることの一つなので、何とか同じフィールドに立ってですね、お立ち台に上がることができたら古くから知ってくれてる人たちは、面白いだろうしそうできるように頑張りたい」と話した。

そして、シーズンに向けては「しっかりと1軍の戦力になること。去年は何もしてないんで、何も大きいことは言えないんで、競争にも勝っていかないといけないですしチーム内の、まずそこからですね。自分がいい形で投げれるように持っていって、競争に勝って、自分でしっかり投げるっていう、そこですね」と誓った。日米通算200勝まであと3勝、節目の記録に向けて、新たなシーズンがスタートした。