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茨城県石岡市の県畜産センターで飼育していた牛を虐待したとして、石岡署が職員や元職員計8人と、管理者としての県を動物愛護法違反容疑で書類送検していたことが24日、動物保護団体への取材で判明した。送検は20日付。
センターを巡っては、職員が牛を蹴るなどの様子を撮影したとする動画が2023年7月にインターネットで拡散。動物保護団体「PEACE」(東京都豊島区)など4団体が24年3月に石岡署へ刑事告発していた。
センターによると、告発後、農林水産省の指針に盛り込まれた「アニマルウエルフェア(動物福祉)」を考慮し、対応を改善したという。センターの担当者は「動画のような行為は現在、行われていない。蹴るなどの行為は牛を誘導する作業の一環だった」と語った。【西夏生】
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