家の空気に耐えきれず、外へ出かけました。買い物から帰ってくると、お隣さんが近づいてきて。
「ごめん、ちょっと騒がしいから気になって……今日はいいんだけど、今度はもう少しボリューム抑えてもらえる?」
そう言われてしまい、私は謝罪しました。その後アイカさんにも伝えたのですが……。
アイカさんは、これ見よがしに聞こえてくるように喋っている気がしました。
「あの人って? まさかね……」
嫌な予感がしましたが、あまり深く考えないようにと自分に言い聞かせます。その場を離れようとすると、アイカさんのPCが……。
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アイカさんが私に面と向かって文句を言うだけではなく、息子に私の悪口を言ったり、SNSに私の悪口を投稿したりしているなんて、許せません。
私が大きめの買い物をすると「息子が借金あるのに、何買ってるんですかあ?」と言われた記憶があります。
アイカさんには口を出されることではないのでは……と感じましたが。あえてぶつかる必要もないと思い黙っていました。
日々の不満を私にぶつけて憂さを晴らしたいだけに思えてなりません。今後もこの関係が続くのかと思うと私の心はまた落ち込むのでした。
【第3話】へ続く。
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