限定公開( 1 )
少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは2024年2月に投稿された、IoT技術の導入によって“超進化”した団地を細部まで徹底紹介する内覧動画です。思わず「これが団地!?」と口に出してしまうほどの機能性の高さに、驚きの声が寄せられています。
●IoT機器を活用した便利なスマートホーム
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「アパートメントラボ - Apartment Labo.」。全国の気になる物件の内見動画を公開しており、変わった間取りの部屋から人気の部屋まで、さまざまな物件を紹介しています。
動画で取り上げたのは、東京都小金井市にある2005年完成のUR賃貸住宅の物件。メインで紹介している部屋は2LDKで、「二人暮らしに良さそうです」と紹介しています。
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この物件は、住棟同士の間隔にゆとりがあったり、床から天井まである大きな窓からの景色が開放的で気持ちがよかったりと、ゆったりした空間が魅力のひとつ。さらに、リノベーションしているため見た目の古臭さが感じられません。
加えて、“超進化”しているポイントがあるとのこと。それは音声操作や遠隔操作ができる設備など、とことんスマートホーム化をしているという点です。
●遠隔操作できる照明やカメラで安心な暮らしを実現
玄関のドアは、シリンダー錠だけでなく、スマートフォンのアプリ・暗証番号・カードのタッチで操作できるスマートロック付き。玄関の照明は人感センサーライトで、寝室は照明の自動点灯だけでなく、カーテンも自動で開けられるそうです。時間を設定して太陽の光で目覚められるのが素晴らしい!
またこちらの部屋では、照明・床暖房・テレビなどを音声コントロール可能。「OK、グーグル。おはよう(おやすみ)」や「OK、グーグル。いってきます」といったワードで一括操作ができるので、エアコンの消し忘れなども防げます。ちなみにエアコンは指定温度を自動操作でき、簡単に快適な室温を保てるそうです。
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遠隔操作できる照明は、留守中にも“いるふり”ができて防犯対策としても使えます。また、スマートフォンで確認できる屋内カメラがあるため、外出中も家の中の様子をチェックできます。
温度・湿度の確認や給湯器の操作も可能で、帰宅中に「自動湯はり」や「浴室暖房」をすれば帰宅後すぐにあたたかいお風呂に入れるのだとか。良いなぁ……!
家電を声で操作できるので料理しながらテレビをつけたり、音楽を再生したり、タイマーをセットしたり……身の回りのこまごましたことを声で操作できるのは、小さな子どもを育てる家族や高齢者にとっても便利そうですね。
TVモニターフォンは自動録画機能付きで、さらにチャイムが押されるとスマートフォンに通知が届いて外出先からも対応できます。他にもコンセントが多めについていたり、ロボット掃除機が掃除しやすいように床の段差を解消していたりと、細かい部分にもこだわりを感じます。
なお、2LDKのこちらの部屋の賃料(投稿時)は、13万6400円〜16万9100円(別途共益費6400円)とのことです。
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●驚きのUR賃貸住宅のスマートホームに「住みたい!」の声
想像以上にIoT設備が搭載され進化した物件に、コメント欄では「これは便利でいいですね〜!!」「めっちゃいい部屋! リノベするとこんなにもすてきになるのか! 住みたい!」「湿度や室温もわかって帰るときなどに適温にしておいてくれるのですね」と反響が寄せられました。また、明るさやすてきな間取りに「このお部屋だったら、スマートじゃなくても住みたいです」なんて声も届いています。
「アパートメントラボ」はYouTubeだけでなくX(@apartment_labo)でも情報を発信中です。
動画提供:YouTubeチャンネル「アパートメントラボ - Apartment Labo.」さん
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