美少女ゲームソフトブランド「ゆずソフト」を展開するユノス(大阪府大阪市)と、成人コミックの公式サブスクリプションサービスを手がけるKomiflo(東京都新宿区)が1月27日、相次いで自社サービスの一部でVisa決済が利用できなくなったと明らかにした。
ゆずソフトの告知によると、同社Web通販サイトのクレジットカード決済でVisaが利用できなくなったという。MastercardとJCBは引き続き利用可能で、利用者にはこれらのクレカ決済に加え、代金引換、銀行振込、NETRIDE CASHの利用を勧めている。決済停止の理由には触れていない。
一方のKomifloは「当社の管理外の事情」により、月額料金決済にVisaカードが利用できなくなったと説明している。サービスを継続するユーザーは支払い方法の変更が必要になる。
ただし、Komifloは2024年から決済方法を拡充するなど、いわゆるクレカ表現規制への対策を進めていた様子だ。現在はオリジナルのJCBカードを特典付きで提供している他、MastercardやAmerican Expressにも対応。さらにコンビニ支払いや口座振替、銀行振込、atone翌月払い(コンビニ/口座振替)、BitCashなど幅広く対応している。
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さらに、27日時点でVisa決済の「自動更新」を有効にしていたユーザーに対しては、“支払い方法再設定期間”としてサブスクリプション期間を7日間延長するという。「Visaカードをご利用されていたお客様におかれましては、お支払い方法のお切替をぜひご検討ください」(Komiflo公式Xアカウントより)。
Komifloは、成人コミック12誌のバックナンバーおよび最新号が、月額1078円で読み放題になるサブスクリプション型の公式配信サービス。国内および上海や台湾などアジア5カ国/地域に向けてサービスを提供している。
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