2025年の色「ホライゾングリーン」、おすすめコーディネートや色づかいのコツは?

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2025年01月28日 20:20  All About

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日本流行色協会は、2025年の色として「ホライゾングリーン」を選定しました。ホライゾングリーンは、空の青と海のエメラルドグリーンが溶け合う水平線のような青みを帯びたグリーンのこと。コーディネート例を紹介しながら、色づかいのコツを解説します。
日本流行色協会(JAFCA)は、2025年の色として「ホライゾングリーン」を選定しました。ホライゾングリーンは、空の青と海のエメラルドグリーンが溶け合う水平線を想起させる青みを帯びたグリーンのことを指します。
2025年の色「ホライゾングリーン」(出典:JAFCA公式Webサイト)

深い森の樹木、豊かな海、美しい珊瑚などの壮大な自然を想起させるとともに、どこまでもつながる水平線のように、落ち着いた中にも確かな希望を感じさせる色です。
「ホライゾングリーン」を取り入れたコーディネート

今回は、WEARに投稿されたコーディネートの例を紹介しながら、色づかいのコツを解説します。

スウェットとパンツのシンプルなコーディネート

出典:WEAR

プルオーバーのスウェットは普段着の定番アイテムの1つ。使い勝手がいい色は黒ですが、ホライゾングリーンのような濃いグリーンもおすすめです。

この写真で使っているのは、軽くてシワになりにくい素材のプルオーバー。スッキリとしたシルエットとなっており、サイドスリット入りでキレイめにも着られます。ストレートシルエットの黒いパンツを合わせ、シンプルにまとめたコーディネートです。

トラッド風で少し懐かしさを感じさせる配色なので、伊達メガネが雰囲気に合っていて◎。バッグやアクセサリーをシルバーでそろえて、着こなしをアップデートしています。

ジャガード生地のショート丈シャツを主役に

出典:WEAR

先ほどと同じホライゾングリーンと黒の配色も、トップスをショート丈にすると印象が違って見えます。

この写真は、レースアップデザインが印象的なジャガード生地のモードなショートシャツとハイウエストワイドパンツを合わせたコーディネート。このシャツのカラー展開にはモードな黒や女性らしいワインレッドもありますが、グリーンを取り入れたことで知的でクールな印象に仕上がっています。

グリーン×ブラック配色にグレーのチェック柄をプラス

出典:WEAR

ホライゾングリーンは黒と好相性。シルバーを加えるとカジュアルに、グレーのチェック柄を加えるとオフィススタイルになります。

この写真は、ベーシックなリブタートルニットとグレーのチェック柄テーパードパンツ(裾に向かって徐々にシルエットが細くなるパンツ)に、黒いカーディガンを羽織ったスタイル。パンプスとベルトを取り入れて、オフィススタイルにぴったりのコーディネートとなっています。

ロゴやバッグでホライゾングリーンを取り入れる

出典:WEAR

ホライゾングリーンは、スウェットやニットなどのトップスで取り入れやすい色ですが、分量を少なめにして取り入れる方法もあります。

この写真は、クリーム色のセットアップに、スウェットプルオーバーのロゴとバッグでグリーンを取り入れたコーディネート。グリーンの分量は少ないですが、アクセントとなっています。

ホライゾングリーンと相性のいい色

4つのコーディネートでご紹介したように、ホライゾングリーンは、黒、シルバー、グレー、クリーム色と好相性。そのほか、ミントグリーンやペールグリーン、ブラウンやマスタードイエローとも合わせやすく、意外と使い勝手のいい色です。皆さんも、色づかいを工夫してみてくださいね。

松本 英恵プロフィール

カラーコンサルタント歴20年。パーソナルカラー、カラーマーケティング、色彩心理、カラーセラピー、ラッキーカラー(色占い)などの知見を活用し、カラー監修を行う。執筆、メディア出演、講演、企業研修の講師など幅広く活動。近著に『人を動かす「色」の科学』。
(文:松本 英恵(カラーコーディネートガイド))

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