【フィギュア】小松原尊が現役引退「愛を共有していければ」妻美里さんと組んで北京五輪団体銀

フィギュアスケートのアイスダンスで22年北京五輪（オリンピック）団体銀メダルの小松原尊（ティム・コレト、33）が日本時間29日、現役引退を発表した。

24年春にパートナーを組んでいた小松原美里さん（32）が現役引退を発表。自身は競技を続行する道を模索していたが、この日、インスタグラムに「引退となることになりましたので、ご報告させて頂きます。美里、JSF、私達の家族、筑波、友人達、そしてファンの皆様。この数年間、皆様のご助力なしでは私達の夢は叶うことはありませんでした」などと感謝した。

米国出身の尊は17年に美里と結婚。20年には日本国籍を取得し、北京大会で五輪初出場を果たした。今後は「演技や、ツアー、コーチング、振付など様々な活動を通して、私のスケートに対しての愛を共有していければと願っています。更には、執筆活動、音楽、そして他の創作の力で物語を伝え続けていくことを願っております」と見据えた。