「無理なリテイクはないか?」――アニメクリエイターと制作会社の“問題取引”、公取委が情報提供呼びかけ

5

2025年01月29日 15:21  ITmedia NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ITmedia NEWS

アニメクリエイターと制作会社の“問題取引”、公取委が情報提供呼びかけ

 公正取引委員会は1月29日、アニメ・映画分野に関わるクリエイターと制作会社の取引について、問題行為に関する実態調査を開始した。専用フォームを公式サイトに設置し、クリエイターを中心に広く情報提供を呼びかけている。


【その他の画像】


 公取委は、問題行為として以下の例を挙げている。


・契約書や発注書面がない。


・発注者から一方的に著しく低い対価を押し付けられた。


・理由もないのに発注を取り消された。


・報酬なく無理なリテイクを依頼された。


・無理なスケジュールを押し付けられた。


 情報提供の際には、業務効率化のため、可能な限り電話ではなく情報提供フォームを利用してほしいとしている。


 公取委は現在、クリエイターの創造性が発揮できる労働環境を整備するため、取引の適正化に向けて調査を行っている。今回の実態調査はその一環としている。



このニュースに関するつぶやき

  • 無理なスケジュールを押し付けられたことはあるが、その担当はすぐに消えた(笑)
    • イイネ!3
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(4件)

ランキングゲーム・アニメ

前日のランキングへ

ニュース設定