eスポーツの世界大会開幕=札幌市〔地域〕
3
2025年01月29日 19:01 時事通信社
札幌市の大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)で29日、人気ゲーム「エーペックスレジェンズ」のeスポーツ大会が開幕した。同大会のアジア開催は初だという。5日間行われ、計3万人以上が来場する予定。
世界中から40チームが集い、年間王者を決める。賞金総額は3億円以上。ゲームは3人1組で行う。銃撃戦などで敵を倒し、最後まで生き残ったチームが勝利となる。世界で1億人以上がプレーしているという。大会は米国のゲーム販売会社「エレクトロニック・アーツ」が2020年から開催している。
初日は午前9時から予選が行われた。会場のスクリーンにはプレー画面が映し出され、勝利者が決まると会場は拍手と歓声に包まれた。
娘と友人の3人で観戦に訪れた市内在住の30代女性は、これまでは配信で世界大会を見ていたが、「会場でみんなで応援できるのは最高」と声を弾ませた。友人の女性も「eスポーツの大会を今後もプレミストドームで行ってほしい」と希望した。
市産業振興課の担当者は「多様な種類や規模のeスポーツの大会をこれから開催していけたら」と話した。
Copyright(C) 2025 Jiji Press, Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。