「サーフィンに乗ったネズミが……」激ムズ注文を受けた“根付師” 衝撃の完成形に「うっとり」「どの角度から見ても素敵」欲しくなる人続出

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2025年02月03日 09:03  ねとらぼ

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ターボさん作 猫又の小根付

 顧客からの難しい注文に応えた根付師の作品がX(Twitter)に投稿され、記事執筆時点で36万7000件表示を突破しています。


【画像】完成した品


●難しい注文にも完璧に応えるプロの仕事


 投稿したのは根付師の「ターボ」さんです。


 根付とは、400年余りの歴史を誇る日本独特の装身具で、主に和装の時代に重宝されたいわゆるファッション小物。着物に巾着などを固定し持ち歩きやすくするための“留具”としての役割を果たす実用品でしたが、次第に細密工芸品として優れたものが作られていったといいます。


 歴史ある装飾品ですが、現代でも着物をまとう際に使用する人やストラップとして持ち歩く人がいるほか、海外人気も高まっているのだとか。


 そんな、日本人であれば一度は目にしたことがあるであろう根付を製作するのが“根付師”という職業。ターボさんは大相撲力士の照ノ富士が横綱になった際、後援会の人に頼まれて、色紙に押すゴム印を作ったこともあったそうです。


●気になる“激ムズ注文”とは……?


 今回、ターボさんが受けた注文内容は「波のチューブからサーフィンに乗ったネズミが顔を出す」という難易度が高そうなもの。「気に入ってもらえたようでホッとしました」とターボさんが胸を撫で下ろした、作品の出来栄えとは……?


 思わず声を出してしまいそうになる、洗練されたかわいさ……! 目、口元、耳の中、足先が薄いピンク色に染まった白いネズミが白いサーフィン板に乗って波の中から顔を出しています。ネズミを囲むように打ち寄せる大波も迫力満点です。くるっと向きを変えて見てみると、思いがけない“別の動物”も! 技術だけではなくサービス精神にあふれた唯一無二の逸品。欲しくなってしまう……!


●“なんとかお題に応えたい”プロの心意気


 ターボさんは「可愛いチューチューを彫るご注文なので、大変だけど楽しかったです」「波の表現がなかなかうまくいかず大変でした」と別ポストで明かしていますが「こうやってお客様からお題をもらって、なんとかそれに応えていこうとするのが本当に勉強になるんですよね。ありがたいことです」と感謝の気持ちを伝えています。


●「素敵」「小さいのにパワーを感じる」と称賛の声


 ターボさんの作品にXでは「『暗く長いトンネルを抜け出す』みたいな縁起物にもなりそう。小さいのにパワーを感じる」「最高に素敵だなぁ。おうちにあったらうっとりしちゃう」「めっちゃ可愛い〜! 帯につけたい」「なんと手の込んだ根付け」と称賛の声が届いています。


画像提供:ターボ(superwasshoi)さん



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