<カーリング日本選手権:コンサドーレ8−4キットカーリングクラブ>◇3日◇横浜BUNTAI◇男子◇1次リーグ
男子で前回覇者のコンサドーレが、23年準優勝のキットカーリングクラブを8−4で破った。今大会で優勝すれば、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪日本代表候補となる。その初戦で快勝した。
前半は互いに1点を取り合う展開。2−2で折り返し、ハーフタイム明けの第6エンド(E)。左右にストーン(石)を巧みに配置し、3点を奪取。第8Eも、フォース清水徹郎がラストショットで相手の石を2つはじき出し、2点を奪い試合を決めた。
スキップ阿部晋也(45)は「昨シーズン優勝しているが、今年もタイトルを守るというより、また挑戦している感じ。そのモチベーションは若手も同じ。絶対日本一になろうという思いでやっている」と明かす。
26年五輪には一番近い立場にいる。ただ「先にオリンピックがあることは分かっているが、まずはこの日本選手権で日本一」と目の前に意識を向けた。
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◆26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪への道 5つの条件を満たすチームが代表候補に決定。(1)24年日本選手権優勝(2)24年世界選手権出場(3)25年日本選手権優勝(4)25年世界選手権出場(5)日本選手権直前の世界チームランキング最上位かつ24、25年日本選手権3位以内の5つで、現時点でコンサドーレは(1)(2)(5)を満たしている。該当チームが複数の場合は、9月末までに代表候補決定戦を実施する。国別の五輪出場権は24、25年の世界選手権のポイント順に与えられ、逃した場合は12月開催予定の五輪最終予選で獲得を目指す。
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