マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がアーセナル戦を振り返った。2日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。
プレミアリーグ第24節が2日に行われ、マンチェスター・シティは敵地でアーセナルと対戦した。試合は開始早々の2分にマルティン・ウーデゴーアの得点でホームチームが先制に成功し、1点のリードを奪ってハーフタイムに突入。55分にはアーリング・ハーランドが同点弾をマークするが、2分後にトーマス・パルティが勝ち越し弾を奪取。以降も3点を追加したアーセナルが、本拠地『エミレーツ・スタジアム』でマンチェスター・シティから5−1の完勝を収めた。
ライバルとの一戦での“衝撃の大敗”により、リーグ戦7試合ぶりに黒星を喫したマンチェスター・シティ。ゲームを振り返ったグアルディオラ監督は、「唯一悔やまれるのは最後の25分間だ。私たちはそれまでの65分間から70分間やっていたことを忘れてしまった」と敗因を分析した一方、「最後の15分から20分は悔しいが、それまでは我々にとって本当に良い試合だったと思う。結果を見れば理解しにくいかもしれないが、それが私の気持ちだ」と一定の評価も下している。
また、「今シーズンはずっと同じような形で試合を落としてしまっている。こういうことがあってはならないと認識しているのに、それでも起きてしまった」コメント。続けて、「それでも選手たちはしっかり対応し、個々のパーソナリティを発揮して良い守備を見せていた。その後はボールを持ったときにしっかりと脅威を与えていたものの、残念ながらそこから2点目を許してしまった」と悔しさを滲ませた。
さらに、「それを乗り越えなければならない。90分、95分の試合の中で自分たちのコントロールを失ってはいけないんだ。最後のプレーのような仕方で終わるべきではない。我々はあと3点取ることも可能だったかもしれないが、チームはもっと安定しなければならないんだ。何が起ころうともそれが重要だ」と改善点を強調している。