穴が開いたユニクロのカシミヤニットを“いったん解いて”リメイクしたら…… 息をのむほどの仕上がりへ「びっくりした!」「人間ってすげーな」

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2025年02月16日 09:33  ねとらぼ

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ねとらぼ

穴が開いてしまったユニクロのニットを、全部ほどいて毛糸に戻したら……

 “毛糸のプロ”が、穴が開いてしまったユニクロのカシミヤニットをほどいてリメイクする動画をTikTokに投稿しました。見入ってしまう職人技と美しすぎる完成品に注目が集まり、記事執筆現在までに25万件以上の「いいね」を獲得しています。


【画像】リメイク後


●機械編みが趣味の“毛糸のプロ”


 この動画を公開したのは、けー@イタリア毛糸代理店マン(@agent_keito)さん。大学卒業後にイタリアに渡り、現地の毛糸メーカーに住み込みで毛糸について学んだそうです。現在は高級ブランドが愛用する毛糸メーカーの代理店担当として、最新の毛糸トレンドや工業用毛糸の情報を自身のサイトで発信しています。


 SNSでは、家庭用編み機を使ってニットを作る様子も公開。“趣味で”と書き添えてはあるものの、見入ってしまう手さばきとふっくら仕上がる美しいニットが多くの人を魅了しています。


●穴が開いたユニクロのニットをリメイク


 けーさんは今回、穴が開いてしまったユニクロのカシミヤニットをリメイクすることに。これを一度ほどいて毛糸に戻し、甥(おい)のためにニットジャケットを作りました。


 まずは“かせくり器”を使ってニットをほどいていきます。ハンドルを回すとニットはみるみるうちにほどけていき、毛糸に戻りました。ゆるく束ねて“かせ糸”の状態にしたら、カシミヤ専用洗濯洗剤で洗い、乾かした後は玉巻き器で毛糸玉にしていきます。


 この毛糸から、自作した編み図にそって家庭用編み機で編み始めました。細かな工程が続きますが、けーさんはてきぱきと作業を進めます。さらにリンキングマシンでそれぞれのパーツを縫い合わせ、ボタンを付けたら……シンプルで美しいニットジャケットが完成しました!


 けーさんはこのニットについて「編地に厚みを出すために2本引きそろえて目を詰めて編んでから、強めに洗ってフェルト状の編地に仕上げました」とこだわりを紹介。そして「ニット製品は既製品でも手編みでも解けばまた毛糸になるサスティナブルなアイテムです!!」と、毛糸の魅力を伝えています。


●驚きのリメイクへ反響


 愛用していたニットを一度ほどき、新たに生まれ変わらせたリメイク動画には「ただただ素晴らしいっ」「見入ってしまいました」「おしゃれなカーディガンになってすごい!」「息をのむほど美しい所作と結果でした…」と称賛の声が寄せられました。また、「ちょーどカシミヤセーター穴あきあって、まねしてみようと思ったらマジでプロの道のり」とハイレベルすぎて到底マネできないという声も届いています。


動画提供:agent_keitoさん



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