


子どもたちはたくさんの品数が並ぶ食卓を見て、「わぁおいしそう〜〜〜!」と、喜んでいます。そこに旦那が帰宅すると……「おかしいだろう」とぽつりと暗い表情でつぶやきました。

旦那の好物をたくさん作って喜んでもらうはずでした……。でも旦那は食卓を見て、不満を口にしたのです。


私はただ思いついたメニューや、冷蔵庫にある材料で、たくさんの品数の料理を作っていました。確かに、栄養バランスを考えたことはなかったのです。そういう知識もあまりないし、なにより旦那はいままで何年も私のご飯を食べてきましたがいつも「おいしい」と笑顔でした。急に文句を言われても困ります……。

私は栄養バランスをなんとなくしか理解していません。一応メインのお肉があって、お魚も少し食べられて、野菜や箸休めがある。そのくらいはわかりますが……。旦那は今日の料理が“油のオンパレード”だと言います。でもどれもこれも大好きだったはず。どうして結婚して10年近い月日が経ってから、急にこんなことを言い出すのでしょうか。
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【後編】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・高橋ビッキー 編集・横内みか