
前回からの続き。私(クミコ、40代)は3歳から18歳の4人の子をもつ母。夫(テツヤ、40代)には兄と姉がいて、2人とも子どもは1人ずついます。義家族は全員私たちと同じ県内に住んでいて、私と義家族の関係は良好です。このたび、義姉を中心に義母の古希のお祝い旅行を計画中なのですが、旅費が予想外に高額で私たち夫婦は戸惑っています。代替案を出すも却下されたうえ、義姉に子どもが4人いるのを咎められる始末。私は義姉に怒りを覚えました。


私の知る義両親なら、子どもたちにそんな大金を払わせるなら旅行に行かなくていいと思うはずだろうし、義母も私たちが子育てにお金がかかるのことを理解しているはずです。義姉を疑いたくなる気持ちがわいてきました。



私は「お祝いする気持ちがないわけじゃないんだから、ちゃんと話せばお義母さんもわかってくれるんじゃないの?」と、夫に伝えました。
夫婦だけで決めてしまうのもと思ったので、子どもたちにも旅行の計画について話しました。
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その後、子どもたちに旅行の話をすると、長男は「え、受験生なんだけど」、長女は「私は部活があるし」と、行きたくなさそうにしています。夫は思い切って、義母に直接連絡しました。

義母は驚いていたそうです。たしかに義母は、きょうだい3家族全員で沖縄へ行きたいと言ったそうですが、義姉が言うほどの「絶対に3家族で」というわけではありませんでした。ただ「テツヤのところも一緒に行けたらいいわね」とは言ったそうです。
最終的に夫が「母さんのお祝いはしたい」と言うので、義母の了承を得て家族全員ではなく、夫だけ沖縄旅行に参加しました。

豪華なホテルやお祝いのレストランは、義姉が行きたい場所を決めたとわかりました。義姉は義母の意見を利用したのかもしれません。団体割引を利用して自分の負担を軽くしつつ、ホテルや食事の場所など自分の希望を押し通そうとしただけだったような気がします……。

夫が義母に直接連絡を取り、義姉の思惑が明らかになったと思います。家族の信頼を利用して自分の希望を押し通そうとする義姉の姿勢には少し驚きました。幸い、義母のお祝いで義母本人が喜んでくれる結果になったのは良かったと思います。
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原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・チル 編集・横内みか