オークランドFCとの契約延長が発表された酒井宏樹 [写真]=Getty Images Aリーグ・メン(オーストラリア1部リーグ)のオークランドFCは17日、DF酒井宏樹との1年間延長することを発表した。これにより、酒井は2025−26シーズン終了まで同クラブでプレーすることになる。
1990年4月12日生まれで現在34歳の酒井は、柏レイソルの下部組織出身で2009年にトップチームデビューを果たした。その後はハノーファーやマルセイユで活躍し、日本代表でも右サイドバック(SB)の主軸に定着すると、2021年夏には浦和レッズへ完全移籍加入。3年間で公式戦通算96試合出場5ゴール6アシストという成績を残し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇などに大きく貢献した。
昨年夏にはAリーグ・メンの新興クラブであるオークランドFCへ活躍の場を移し、キャプテンに就任。今シーズンはハムストリングの負傷や脳震盪がありながらも、ここまで公式戦13試合に出場し1ゴール1アシストをマークしている。
契約延長に際し、酒井はオークランドFCのクラブ公式サイトを通じて次のように喜びを語っている。
「家族も僕自身もすっかりオークランドに馴染んでいます。ここは美しい街ですし、とても落ち着いており、僕たちが受けたサポートは信じられないほど素晴らしいものでした。このチームに関して言うと、彼らは本当に素晴らしいです。一緒にプレーし、ファンの前で走ることが大好きですし、彼らから受けた愛とサポートは他に類を見ないほどでした」
「今後数カ月で達成できることがたくさんあるので、あまり先のことは考えないようにしていますが、シーズンの終わりに荷物をまとめて先へ進むことは想像できませんでした」
オークランドFCはここまで16試合を消化したAリーグ・メンで11勝3分2敗・勝ち点「36」の成績を収めており、2位と「5」ポイント差で首位を走っている。
【公式発表】酒井宏樹がオークランドFCとの新契約にサイン!
Another Year. Another Chapter. 👑✍️ pic.twitter.com/pOSQIw1yQC— Auckland FC (@fc_auckland) February 17, 2025