GK鈴木彩艶所属のパルマ、元ルーマニア代表DFキヴ氏が新監督就任…トップチームの指揮官初挑戦

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2025年02月18日 21:52  サッカーキング

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パルマの新監督に就任することが決まったキヴ氏(撮影は2018年) [写真]=Getty Images
 日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマ・カルチョは18日、男子トップチームの新監督として元ルーマニア代表DFのクリスティアン・キヴ氏を招へいしたことを発表した。

 今シーズン、パルマ・カルチョは4年ぶりにセリエAの舞台に身を置いている。開幕直後こそ着実にポイントを積み上げていたが、シーズン経過とともに次第に勢いが失われ、最後に勝利したのは昨年12月28日に行われた第18節モンツァ戦(○2−1)。つまり、2025年に入ってからは白星がなく、セリエAで7戦未勝利と苦しい時期を過ごしている。セリエA第25節終了時点での成績は4勝8分13敗。勝ち点「20」の獲得にとどまり、現在は降格圏の18位に沈んでいる。

 このような状況のなか、17日にはファビオ・ペッキア監督の解任を発表。アビスパ福岡を率いたこともある51歳のイタリア人指揮官による体制は、3シーズン目の途中にして幕を閉じた。

 後任については未定となっていたものの、ペッキア監督解任の翌日、キブ氏が新指揮官に就任することが発表された。現役時代にアヤックス、ローマ、インテル等で活躍した左利きのDFは、インテル在籍時の2009−10シーズン、イタリアのクラブとして史上初となる3冠(セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ)達成に貢献。2014年3月に現役を引退した。

 現役引退後、2017年3月からはUEFA(欧州サッカー連盟)の分析官を務め、2018年7月に古巣インテルでU−14チームの監督に就任。以降もインテルのアカデミーで各年代の指揮官を務めていたが、2023−24シーズンをもってU−19チームの監督を退任すると、以降はフリーが続いていた。今回、キブ氏にとってはトップチームを率いる初の機会となる。

 クラブからの発表によると、キヴ氏と並んで、アシスタントコーチのアントニオ・ガリアルディ氏、テクニカルアシスタントのアンジェロ・パロンボ氏、GKコーチのニコラ・パヴァリーニ氏もスタッフチームに加わるという。キヴ氏は18日午後よりトレーニングセッションを指揮する予定とのことだ。「クリスティアンと彼のスタッフがジャッロブルーで良い仕事ができることを祈っている。新たなコーチングチームを歓迎している」とメッセージを発した。


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