グアルディオラ監督率いるマンCはCLベスト16進出ならず [写真]=Getty Images マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、レアル・マドリード戦を振り返った。19日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフ・セカンドレグが19日に行われ、マンチェスター・シティはレアル・マドリードと対戦した。ファーストレグで痛恨の逆転負けを喫したマンチェスター・シティは、逆転突破を目指し敵地『サンティアゴ・ベルナベウ』に乗り込んだものの、キリアン・エンバペにハットトリックを許し、反撃もニコ・ゴンサレスが挙げた最終盤の1点のみに。1−3で敗れ、CLからの敗退が決まった。
2戦合計スコアは3−6と守備面の脆さを露呈し、ラウンド16への切符を逃したマンチェスター・シティ。データサイト『Opta』によると、これまで16回CLに参戦しているグアルディオラ監督がCLでラウンド16進出を逃したのは今大会が初めてとのこと。また、今シーズンは全公式戦を通じて13敗を喫しているが、これも指導者キャリアにおけるワースト記録だという。
悔しい敗戦となったグアルディオラ監督は「最高のチームが勝った。彼ら(レアル・マドリード)はそれに値した。今シーズンの我々はそれほど良い成績を残すことができていない。以前のシーズンでは我々の方が優れていると感じたが、今回はそうではない。このような大会では常にクオリティーが重要になる。今シーズンの彼らはボールを保持できるし、ダイナミックで速く、プレスも洗練されていた」と完敗を認めつつ、次のように言葉を続けた。
「我々がすべきことは結果を受け入れて先に進むことだ。永遠に続くものなどない。ファーストレグを2−3で終えてここへ来るのは難しいことだったが、今はここから学び、残り30試合か40試合あることを受け入れなければならない。FAカップで優勝を目指し、リーグでトップ4に入り、来シーズンもこの大会に参加することができるよう努力しなければならない」
「CLでの戦い方に関してチームを責めることはほとんどない。過去にレアル・マドリードに敗れた時は、彼らがあと一歩のところにいるように感じた。今夜はスポーツ的な面で我々より優れているチームを祝福しなければならない」
欧州最高峰の舞台から姿を消したマンチェスター・シティだが、休む間もなく現地時間23日には本拠地『エティハド・スタジアム』にプレミアリーグ首位のリヴァプールを迎える。
【ハイライト動画】レアルがマンC撃破でCLベスト16へ!