『劇場版モノノ怪』第一章の全国特別上映が決定＆第二章の新場面カット公開　あのキャラクターが再登場

　『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』の公開を記念して、昨年7月に全国公開された第一章『劇場版モノノ怪 唐傘』が、3月7日から全国特別上映を実施されることが決定した。

【場面カット】不気味な色合い…柱には目？恐ろしげな『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』

　2006年に放送された『怪〜ayakashi〜』の一編「化猫」から派生し、翌年にテレビアニメシリーズとして放送された『モノノ怪』。謎の男・薬売りが、人の情念や怨念が取り憑いたモノノ怪によって引き起こされる怪異を鎮めるため、諸国を巡る物語で、2024年7月に映画『劇場版モノノ怪 唐傘』が公開。「第28回ファンタジア国際映画祭」で長編アニメ部門最優秀賞と観客賞銅賞をW受賞するなど、海外からも高い評価を得た。中村健治監督は「劇場の環境だからこそ感じられるアトラクション的な映像や音の遊びを入れた」と語っている。

　特別上映の上映劇場は3月上旬より作品公式サイトにて発表。また、上映スケジュールは随時各劇場の公式サイトにて公開される。

　また、特別上映を記念して、『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』の新規場面カット6点が公開された。神儀の臨場感あふれる戦闘シーンや行灯の穴からこちらをのぞく薬売り（cv:神谷浩史）に加え、第一章に引き続き時田三郎丸（cv:梶裕貴）とアサ（cv:黒沢ともよ）の姿も。三郎丸は天子の寵愛を受ける御中臈・フキ（cv:日笠陽子）の弟として再び登場。「唐傘」の悲劇を目の当たりにしたことで、姉に心配の眼差しを向ける。さらに、第一章では新人女中として壮絶な経験をしたアサも再登場する。

　『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』の舞台は第一章に続き大奥。世を統べる天子のお世継ぎを巡る家柄同士の謀略と衝突に焦点を当て、翻弄（ほんろう）される女たちの心に渦巻く葛藤や苦悩を一歩踏み込んで描写。業火のごとく燃え上がる情念はやがて異形の存在・モノノ怪を産み落とし……。大奥が再び危機に見舞われるなか、薬売りとモノノ怪の新たな闘いが始まる。

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